第45話 神々のカウントダウン
第45話 神々のカウントダウン
この小説の改編前の元タイトルは
「女子高生は大統領」の25話
【二十五】神々のカウントダウン
自作小説を書き直して別作品としています。
大幅に割愛加筆しています。
三日月未来
地球の女神は神使セリエを呼んだ。
「セリエよ、西和大陸の砂時計は、あまり残っていないよう」
「はい、アセリアさま」
「並行世界の女神さまの神使レリエに伝えよ」
「並行世界の扉の開放準備を急いでくださいと」
「はい、アセリアさま、至急お伝えします」
神使セリエは光になって消えた。
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セリエは並行世界の神使レリエの前に黒猫姿で現れた。
「レリエさま、地球のアセリアさまからパラリアさまにお伝えがあります」
「セリエさま、例の件ですか」
「はい、西和大陸の件です」
「並行世界の門の開放は、ほぼ五割くらいの規模ですが」
「と言うと」
「犯罪大国の人間が並行世界のフィルターを通過できるか疑問です」
「多くは中間世界の裁きの庭に進むことになるでしょう」
「確かに負のエネルギーの暴走が引き金になっていますから自業自得です」
「この案件は天界の女神アメリアさまの共有が必要ですか」
「セリエさまが仰る通りです」
「門から溢れた人間の行く先は中間世界です」
「レリエさま、ありがとうございます。失礼します」
神使セリエは光になって消えた。
⬜︎⬜︎⬜︎
神使セリエは女神アセリアに打診をしに行くことにした。
守護神の許しなく動くことは出来ないからだ。
「アセリアさま、並行世界の準備は五割と聞いています」
「セリエよ、ご苦労やな。女神アメリアの神使メリエの協力が必要よな」
「はい、アセリアさまの御命令のあとで」
「セリエよ、天界の女神に状況を伝えよ」
「先方にも段取りがあるやな」
「はい、アセリアさま、直ちにお伝えします」
神使セリエは光になって消えた。
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天界の女神の神使メリエの前に、神使セリエが黒猫姿で現れた。
「メリエさまは、いつも真っ白な毛並みで美しい限りです」
「セリエさまが世辞を言う時は難題がありそうです」
「メリエさまはさすがです」
「実は女神アセリアさまから女神アメリアさまにお伝えがあります」
「何でしょうか」
「地球の大規模な天変地異の結果、並行世界に救助依頼を出したのですが」
「並行世界のフィルターを通過できる無垢な魂が少ないそうです」
「となれば、セリエさまのお考えは」
「汚れた魂が大量に他界されるかと」
「なるほど、そうなれば裁きの庭に長い行列が出来そうですね」
「アセリアさまが女神アメリアさまの心労を気遣ってセリエを派遣した次第です」
「つまり、アトランティス以来の裁きが始まる訳ですね」
「セリエさま、面倒だから、蟻どもはメリエが足で踏み潰しましょうか」
「メリエさま、それは御無体な」
「冗談じゃセリエさま、アメリアさまには、お伝えしておくが、いつじゃ」
「もう少し、あとになりそうですが」
「左様か、セリエさまもご無理をなさらないように」
「ありがとうございます。メリエさま、それでは失礼します」
黒猫姿の神使セリエは白猫姿の神使メリエの前から光になって消えた。
セリエもメリエも変幻自在に姿を変えることが出来た。
神使が怒ると巨大化するのが厄介だと女神たちの呟きが聞こえた。
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三日月未来




