第36話 皇国の鎖国
まえがき
第36話 皇国の鎖国
改編前
【ニ十】新たな伝説の始まり!
神使セリエの前に並行世界の神使レリアが狛犬姿で現れた。
「セリエさま、女神パラリアさまのご報告をお伝えに参りました」
「レリアさま、此度はご迷惑をお掛けしています」
「セリエさま、お気になさらないでください」
「並行世界の扉の開放を準備することになりました」
「ただフィルターを通過できる人間だけに限定されます」
「汚れた集団意識の除外ですね」
「並行世界の維持に必要な条件です」
「あとは時の女神と天界の女の管轄になりそうです」
「アセリアさまにお伝えください。女神パラリアさまがよろしくと」
神使レリアは、セリエの前から光になって消えた。
セリエは、大忙しに時の神の神使ルニャ、天界の神の神使メリエに連絡を入れた。
天界の女神は、中間世界の門番の主人たちに連絡をしている。
時の女神は次元空間の監視を強化するように緊急発令を出された。
⬜︎⬜︎⬜︎
神聖女学園の康代たちは緊急生徒会幹部会議を開くことを要請した。
康代たち6名に10名を加えた会議の議題は、宝田劇団の臨時公演に加え鎖国維持の確認だった。
事前通知が難しい内容だけに康代たちは外堀に神経をすり減らす。
『みなさん、宝田劇団の開催日程はお伝えしてある通りで変更はありません』
『春夏文化祭の特別イベント枠で実施されます』
『それとは別に大きな案件が起きました』
『その時、全国女子高生議会の力が必要になります』
『みなさんには女子高生議会への伝達作業に協力して頂きます』
『皇国大統領として申し上げます』
『陛下の承認を得ている案件は鎖国維持の宣言です』
『今、みなさんに申し上げれるのはここまでです』
『私たちの国、皇国は、新しい時代の希望の光になります』
徳田大統領は、方舟計画には言及しなかった。
鎖国の維持の継続を主張しただけだ。
「お話が、よく見えないのですが」
『皇国の集団意識の維持に鎖国が関係あるのです』
「と言うと」
『これから起きる大きな変化に同情をするなと言うことです』
「無視ですか」
『人間の力の及ばないことです』
「それは」
『もうじき、分かります』
「維持ですね」
『そうです。災いに関わるなと神使よりご命令を受けています』
『今日は、ここまでにしましょう』
『みなさん、ありがとうございます』
生徒会室は、いつになく張り詰めた空気に包まれた。
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康代たち大統領キャビネットのメンバーは執務室に戻った。
康代は田沼博士を交えて神聖神社で打ち合わせをすることを決めていた。
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三日月未来




