第35話 神々の伝説
まえがき
第35話 神々の伝説
【ニ十】新たな伝説の始まり!
康代と信美は、康代の部屋でオーディションの台本のおさらいを始めた。
その時、セリエが黒猫姿で康代たちの前に現れる。
「康代よ、ちょっと伝えたいことがあるにゃあ」
『何でしょうか?セリエさま』
「並行世界の女神さまと地球の女神さまは双子の神さまであるにゃあ」
「神さまにはにゃあ、天界の神さま、時の神さまもいるにゃあ」
「康代よ、これからの事態に神々が動く時が来るにゃあ」
「そこで康代に神々のお名前と、神使をお伝えしておくにゃあ」
『ありがとうございます。セリエさま』
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「我の神さまは地球の守護神女神アセリアさまにゃあ」
「アセリアさまの神使がセリエにゃあ」
「天界の神さまは女神アメリエさまにゃあ」
「アメリエさまの神使は白猫のメリエさまにゃあ、怒ると大きな黒猫になるにゃあ」
「時の神さまは女神エルミオさまにゃあ」
「エルミオさまの神使は赤猫のルニャさまにゃあ」
「並行世界の神さまは女神パラリアさまにゃあ」
「パラリアさまの神使は狛犬のレリアさまにゃあ」
「皇国の神社などにある狛犬はにゃあ」
「大昔、並行世界と地球が一つの時代の名残なのだにゃあ」
「これからの大仕事を前に、神々が動くにゃあ、黄泉の国も忙しくなるにゃあ」
「中間世界の裁きの庭を合格した魂たちの一部は天界へ進むにゃあ」
「純粋な魂たちの多くは転生に進むにゃあ」
「残りの残念な魂たちは地獄に進むにゃあ」
「康代たちはにゃあ、皇国の方舟のあとに残された者として役目があるにゃあ」
「後世の人間たちに伝えて戒めてくれにゃあ、これは女神アセリアさまからの依頼にゃあ」
「新たな時代の神話の誕生にゃあ」
「神話タイトルに意味は無いがにゃあ」
「ゴールドストンの大噴火が起きたら合図にゃあ」
「他言無用にゃあ」
『セリエさまありがとうございます。承知しました』
セリエは光になって消えた。
織畑信美が康代に言った。
「セリエさまの光、虹のように七色に輝いていますね」
『いつ見ても綺麗でしょう』
「康代、神さまのレベルの違いは想像を超越しているわね」
『本当、知らない人が見たら超常現象レベルですわ』
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「そうそう台本のおさらいの続きをしましょう」
康代と信美は、部屋着姿で台本を片手に、部屋の中を動き回っていた。
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並行世界では、狛犬姿の神使レリアが女神パラリアに報告していた。
「パラリアさま、神使のセリエさまからの報告をお伝えします」
「レリアよ、申せ!」
「はい、地球側にまた別の大きな異変が起きたようです」
「別の異変か」
「かなり深刻なのじゃな」
「はい」
「アトランティスレベルの深刻さと聞いています」
「並行世界の扉だけじゃ間に合うまい」
「はい、多くが犠牲になるでしょう」
「扉の開放の準備とフィルターを配下に指示してくれ」
「じゃあ、セリエさまにその旨をお伝えしておきます」
神使レリアは女神の前から光になって消えた。
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三日月未来




