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【改編2026】女子高生は大統領〜転生女子高生  作者: 三日月未来


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第30話 演劇部の姫乃水景と和泉姫呼

まえがき

この小説は「女子高生は大統領」の改編版で大幅に割愛して再編集しています。

加筆も多く設定の変更もあります。


第30話 演劇部の姫乃水景と和泉姫呼

本編ではーー

【十七】オーディションと神の命令を参照してみて下さい。

みかづきみらい

「初めまして生徒会の豊下秀美(とよしたひでみ)です」

 秀美は生徒会の名刺を取り出して目の前の女子高生に渡した。


 黒漆の黒髪がキラキラ輝いて制服の肩に掛かっている。

秀美より背が高く、背丈は175センチくらいに見えた。


「演劇部で部長をしている姫乃水景(ひめのみかげ)ですが、豊下さんのご用は何でしょうか」


「今度、学園の講堂で宝田劇団の臨時公演が予定されています」


「凄いじゃないですか」


「ですが、劇団側の急な依頼もあって困ることが」


「と言うと何でしょうか」


「先方の人員が足らないのです」


「宝田劇団ですよね」


「はい、そうですが」


「ちょっと、お話が見えないのですが」


「はい、端役の2、3人を女学園の演劇部から出して欲しいと連絡がありました」


秀美は言葉を切って部長の姫乃の反応を見た。


「凄い話ですが、こちらは素人ですよ」


「台本を見ないとお答えが難しいのですが」


「そうなんですが、その前にもう一つあります」


「何でしょう」


「宝田劇団で簡単なオーディションを実施するそうです」


「ええ、それ本当ですか」


「オーディションは、予行練習開始の前の週の同じ曜日です」


「一週間か」


「選考結果と役は、その場で発表して、選ばれた数人が予行練習に参加と言う段取りです」


「ハードル高いわね」


「その後の日程は、どうなっていますか」


「臨時公演は春夏文化祭の枠組みの中で実施します」


「予行練習は何日間ですか」


「はい、3日間と聞いています」


「3日じゃ無理よ」


「合わせ稽古が3日と聞いています」


「じゃ、その前から、準備すれば最大7日の時間ね」


「とにかく、台本を見たいわ」


「姫乃部長、今度の放課後、生徒会室に寄って頂けますか」


「分かりました。豊下さん」

 姫乃は豊下に連絡先のメモを渡した。


「ありがとうございます。姫乃さん」


⬜︎⬜︎⬜︎


 次の月曜の放課後。

 演劇部の姫乃水景と和泉姫呼(いずみひめこ)は生徒会室を訪れた。

 姫乃も和泉も同じくらいの背丈で黒髪が輝いている。


 生徒会メンバーが生徒会の大部屋の隣りにある執務室に姫乃たちを案内した。

姫乃たちは生徒会室の広さに驚く。


 明里光夏が入り口で引き継ぎ、姫乃たちに挨拶した。


「ようこそ、お越しいただきありがとうございます」


「私が演劇部部長の姫乃水景です。こちらが副部長の和泉姫呼です」

和泉が光夏に軽く会釈した。


「台本の件は豊下から伺っています」


「ありがとうございます」


「とりあえず、これが台本のコピーのニ冊です」


 姫乃は副部長の和泉に台本の一冊を手渡した。

2人は台本を開き言葉を失う。


「どうかされましたか」


「こんなオリジナルに溢れた台本があるなんて流石は宝田劇団と思いました」


 徳田康代が二人の前に現れた。


『生徒会会長の徳田康代です』


『無理なお願いを引き受けて下りありがとうございます』


「姫乃水景です。またとない機会を頂き、こちらこそ感謝しています」


「宝田劇団のオーディションを受けられることが奇跡ですわ」


『どう言うことかしら』


「一般には書類選考と写真選考に合格しないとオーディションには進めないのです」


「じゃあ不戦勝ですね」


姫乃と面識のある秀美が言った。


「豊下さんは面白い方ですね」


「姫乃さん簡単な日程が分かりました」


「いつですか」


「夏至の3日後がオーディションで、その7日後の7月1日が予行練習です」


「予備日を含めて本番は7月5日、全国配信は、7月7日の七夕に決まりました」


「七夕祭りに配信なんですね」


「本番は神聖女学園の春夏文化祭のイベントと言う設定ですので、一般の参加も可能になりました」


「素晴らしいですわ」


『姫乃さん、しばらくは大変ですが、頑張ってください』


「徳田さん、ありがとうございます」


「生徒会が演劇部のみなさんをサポートしますので、大船に乗ったつもりでいてくださいね」


「秀美の申す通りでござる」


「生徒会の天宮静女さんです」

秀美がフォローしている。


「みなさん、本日はありがとうございました」


「演劇部は力を合わせて頑張ります」


『生徒会も皆さんがご活躍出来るように応援させて頂きます』


「では、失礼します」


2人が生徒会室を出ると康代が予言めいたことを話す。


『あの2人で決まりね。あと1人は誰かしら』

 お読みいただき、ありがとうございます!

ブックマーク、評価を頂けると嬉しいです。

投稿後、加筆と脱字を修正をする場合があります。


三日月未来(みかづきみらい)

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