第28話 多目的ルームでエアロビ
改編第28話は女子高生は大統領の本編
【十六】宝田劇団の台本にびっくりを参照ください。
三日月未来
土曜日の放課後、転生女子高生5人は北校舎にある多目的ルームの更衣室にいた。
そこは中庭を挟んだ学園食堂の反対側にある。
康代、信美、利恵、秀美、光夏の転生女子高生5人は学校指定のトレーニングウエアに着替えた。
均整の取れた5人の若い肉体に必要なのは体力だ。
天女の静女は生徒会室の執務室で留守番を選んだ。
康代とはテレパシーで意思疎通が可能だから問題無いと言う静女。
何かあれば静女は転移魔法で瞬間移動できるからだ。
「康代、相変わらず、体形が整っているじゃないの」
『織畑さんの方が綺麗よ』
「また始まった」
利恵が突っ込みを入れ戯れあっている姿は大統領に見えない。
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トレーニングウエアに着替えた康代たちは多目的ルームに入った。
大きな部屋の壁には大きな鏡と手すりがある。
バレリーナも練習出来る作りのトレーニングルームだ。
床には真っ青な色のカーペットが敷き詰められている。
部屋の隅にはトレーニングマシンが何台か置かれていた。
端のワークデスクの上にはラジカセがあった。
『徳田康代です。お世話になります』
「こんにちは、徳田さん」
「トレーナーの堺詩織です。みなさんはこちらへどうぞ」
詩織の背丈は170センチくらい。
茶髪の髪を後ろでまとめたポニーテールがスポーツ選手らしく見えた。
『今日は突然お願いしてご迷惑じゃなかったかしら』
「いいえ大丈夫ですよ」
『今日は何をご指導して頂けます』
「大勢いらっしゃるのでエアロビダンスにしましょう」
室内にリズミカルな音楽が流れ始めた。
堺が説明を繰り返して練習が始まる。
徳田たちの頭脳明晰さとは裏腹に運動不足が歴然だった。
『本日はトレーニングをありがとうございます』
「隣のシャワールームをお使いください」
『お気遣いをありがとうございます』
「来週もされますか」
『みんなの日程が合えば・・・・・・ 』
「お忙しければ毎月二回で如何ですか。第二、第四土曜とか」
『そうですね。日程確認してみます』
『明里が代表して堺さんにご連絡します』
「はい、私がご連絡をします」
明里光夏がトレーナーに答えた。
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トレーニングを終えシャワーを浴びたあと康代たちは執務室に戻った。
天女の静女はソファで読書をしている。
「康代、この本は面白いでござるな」
『高校の古文教科書です』
「物語が沢山あって面白いでござる」
『それは式部日記ですか』
「土御門つちみかどのところでござる」
『じゃあ、紫の方ね』
「風情の表現が美しいでござる」
「秋のけはひ・・・・・・」
『そんな表現が出来た時代は素敵ですわね』
「そう言えば、宝田劇団から送り物が届いています」
秀美が康代に言った。
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三日月未来




