第2話 実施された神々の契り
長編「女子高生は大統領」の1話から4話までを大幅に割愛して2話の中にまとめています。
なので、原作が気になる方は、そちらを参照ください。
この小説は、今後も割愛を繰り返し、公開したいと思います。
三日月未来
地球の守護神はモフモフの黒猫セリエを膝元に呼んだ。
「アセリア様、雷神の準備も出来ています」
神使の黒猫は人間の声で女神に報告した。
「セリエよ、御苦労。陛下や康代にもわらわの言葉を伝えてください」
「アセリア様、心得ました」
セリエは女神の前で消えて、キラキラの輝きを残した。
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皇国陛下の前に神使セリエが忍者のように黒猫姿で現れる。
「陛下よ、セリエじゃ」
「セリエ様、そろそろでしょうか」
「其方は、察しが良くて助かるぞ」
セリエは直ぐに消えて光になった。
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モフモフの黒猫姿の神使セリエは、聖女徳田康代の前に現れた女神の意向を伝える。
『セリエ様、御用でしょうか』
「そうじゃ、用があるから来ている」
「陛下が、もうじき臨時政府を宣言する」
『とうとう始まったのですね』
「そうじゃ、康代も心して準備せ!」
『ありがとうございます。セリエ様』
セリエは、忍者のように消えて光になった。
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地球の守護神、女神アセリアは天罰を実行した。
神使の黒猫セリエは、女神の御前にいた。
セリエは展開の動きを女神に恭しく伝えた。
「人間は因果応報を未だ学習出来ないから面倒じゃ」
神を冒涜した者に神々の救いは無かった。
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天界の女神アメリアが、白猫の神使メリエに尋ねた。
「メリエ、地球の女神アセリアの神使セリエから連絡はあるかな」
「はい、アメリア様、もうすぐとのことです」
「中間世界が慌ただしくなりそうね」
「はい、アメリア様、心得ています」
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永畑町の超高層ビルは地面に空いた大きな穴の中に跡形もなく呑み込まれ消えた。
女神アセリアの天罰と知る人間はいない・・・・・・。
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天界は静寂の中、光に満たされている。
弱者イジメに加担していない罪の無い魂の前に現れた白い光。
いくつもの光の渦が次々に現れ魂を優しく包み込む。
転生の扉に通じる救済の光だった。
転生の扉の主人が魂たちに最後の注意を伝えた。
「あなた方の行いは魂が自動記録しています。人間界に転生しても心眼を磨いてください 」
転生の手続きは、何よりも優先されて実施され完了した。
時間のない世界での出来事は一瞬で終え、裁きの庭を静寂が支配した。
時間のない異次元空間は地球時間とは異なっていた。
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地獄門の主人が天界の女神に報告している。
「今回は、殆どが地獄門の渦の中に吸い込まれました。次の裁きは冥界の主人がされる予定です」
女神の付き人の神使メリエは可愛い小さな白猫に戻り女神に報告した。
「転生への扉に進む魂はごく僅かでした」
「天界に相応しい魂を探しに来ました。残念です。地球の女神アセリア様の決断に感謝しています」
「女神さまーー あとは冥界の主人の裁きになります」
天界の門の主人も呟いた。
「天界に通じる金色の光の輪は見えませんでした」
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女神アメリアは白猫の神使メリエに話し掛けた。
「人間の魂、動物の魂、大きな違いはありません。人間の奢りは厄介ですから懲らしめる事も肝に銘じて対処しましょう 」
「アメリア様、いつもありがとうございます 」
白猫の神使メリエは女神アメリアの膝の上に跳び乗った。
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神聖女学園の校内食堂では、能力者の女子高生たちが騒いでいた。
「神さまの天罰が降ったのよ」
「東都がアトランティスになるかもしれないよ」
「皇国大丈夫かな」
「東都、これからどうなるのかしら」
「皇国のこれからに影響しそうね」
徳田康代は女子高生たちの噂話を心の中で塞ぎ、陛下の勅令を待とうと決心した。
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黒猫姿の神使セリエが生徒会長室に現れた。
『セリエ様、こんにちは』
「人間界のドブ掃除が終わったのじゃあーー まもなく皇国は無政府になる」
『それじゃ、いよいよ、始まるのですね』
「そうじゃ、其方が世直しをするのじゃよ」
『セリエ様、心得ています』
セリエは消えて光になった。
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皇国に全国の勇者が立ち上がった。
徳田幕府復活の導線が引かれ、全国女子高生会議が招集される。
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三日月未来




