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【改編2026】女子高生は大統領〜転生女子高生  作者: 三日月未来


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第1話 神さまの声聞こえたわ

女子高生は大統領2026

転生女子高生は割愛バージョンとしてリメイクしました。

登場人物に大きな変化はありません。

残酷シーンなど政治色を削除しています。


三日月未来


『なんで・・・・・・ 』

『わたしなの・・・・・・ 』


 少女は無意識の中で自問自答していた。


『なんで、わたしが選ばれたの? 』


 少女は深い眠りの中で光の中で星々のメロディを聴いた。


[少女よ! 準備は出来ているか]

[あなたは、誰なの]


⬜︎⬜︎⬜︎


 神聖女学園の理事長は神聖財閥グループの会長と学園理事長をしている。

理事長には康代という16歳になる少女がいた。


 セミロングで目鼻立ちの輪郭がハッキリした美人タイプの少女には、織畑信美と前畑利恵と言う中等部時代からの親友がいた。

信美はポニーテールが自慢で容姿端麗だが背丈は普通くらいで目立たない。

利恵は、ロングヘアーで可愛い顔立ちの美人で背は高くない。


 康代、信美、利恵の三人の黒髪はキラキラと輝いて美しい。

康代の健康的な肌色に対して信美と利恵の肌は色白に見えた。


⬜︎⬜︎⬜︎


 神聖女学園のすべての女子生徒は前世記憶を有する能力者だった。

 陰陽師に選ばれた女子生徒たちに入学試験はなかった。

陰陽師による霊視による面接だけが実施された。


 合否は陰陽師から後日通知されるのが慣例だった。

神聖学園都市では神聖女学園を転生女学園とか美女学園と呼ばれていた。


⬜︎⬜︎⬜︎


( ※この物語では徳田康代の会話に二重鉤括弧を使用しています。『  』)


 陰陽師秋野晴明の子孫である陰陽師の秋野晴美は、神聖神社の神主と神聖女学園の教師を兼務している。

秋野は女学園の面接官として、徳田康代、織畑信美、前畑利恵の三人の霊視を担当していた。


 三人の前世と未来を見た陰陽師は、ひっくり返りそうになるくらい驚き呟いた。

「こんなことが本当にあるのかーー 」


 陰陽師は、3人に短い質問を繰り返し波動を観察した。

皇国の未来を垣間見た彼女は、貧血のような表情を浮かべた。


『陰陽師さん、大丈夫ですか?』

「大丈夫よ、康代さん」

他の2人も心配している。


「ちょっと、めまいがしただけだから心配ないわーー ところで、君たちは、知り合いなのか?」


『はい、中等部の時から親しくしています』


「君たち三人は特別な能力者なのでーー 高等部でも生徒会役員をお願いしたい」


「そして徳田さんには生徒会の会長をお願いしますーー 面接は以上で終了です」


「先生、それは内定ですか」

「いいえ、決定だ。みなさん進学、おめでとうございます」


 陰陽師の合格が、その場で知らされることはなかった。


⬜︎⬜︎⬜︎


 新入生たちは、神聖女学園高等部の真新しい制服を着用して校門に入った。

桜並木の下で水色のジャケットにライトシルバーグレー色のプリーツスカートが似合う。


 ジャケットの襟には神聖女学園高等部のゴールドバッチが輝いている。

ブラウスやシャツの色に規定はなく、康代はライトピンクを選んでいた。


 理事長の方針で、制服のスカートとパンツの選択、カラーの選択も生徒に任されていた。


⬜︎⬜︎⬜︎


 異性間転生者の康代の魂は、女性として生まれ、女性として育った。

康代には違和感が無かったのだが・・・・・・。

 

 徳田康代、神聖女学園一年生、神聖女学園理事長の娘であることを知る者はいなかった。


 康代は文武両道で成績が学年トップクラスという秀才では無かった。

前世記憶を有する能力者の一人であるに過ぎない。


 しかし、信美と理恵は違った。

織畑信美十六歳は剣道の天才。

前畑利恵十六歳は数学の天才だ。


 神聖女学園高等部の生徒会で活躍する三人は前世からの縁で結ばれていた。


⬜︎⬜︎⬜︎


「康代、地球の神様の噂、聞いたことある」

『信美、それ、あぶない話じゃなくて』


「また、始まったね」

利恵がツッコミを入れた。


 三人は神さま談義を学園の屋上で頻繁にしていた。

遠くには大江戸平野の山々の新緑が日差しに反射して輝いていた。


⬜︎⬜︎⬜︎


 神聖女学園占い部では大騒ぎが起きていた。

徳田康代生徒会会長は、大きな生徒会室で生徒会役員の織畑信美に話掛けた。


『信美、聞いている、天変地異の噂』

「聞いているよ。占い部の話ね」


『どうも、あぶない話で他人事じゃなくない』

「万が一と言うこともあるから注意しないと」


『ところで、地球の神様の使者の話なんだけど』

「なに、もっとあぶない話があるの・・・・・・」


 生徒会役員の前畑利恵も会話に入って来た。

前畑利恵は、徳田康代と織畑信美の親友で占星術が得意だった。

康代、信美、利恵の三人は前世からの縁で生徒会を盛り上げていたに過ぎない。


「信美、学園に出たんだって」

「利恵、見たの・・・・・・」


「大きな二足歩行の黒猫を誰かが目撃したとか」

「利恵、化け猫はいないよ」


『意外と地球の神様の使者は猫かも知れないねーー でもお稲荷さんに悪いかしら』


 信美と利恵は顔を見合わせて大笑いした。

 徳田康代の無意識は不吉な前兆の波動を受けていた。


⬜︎⬜︎⬜︎


 地球の守護神であり大自然の女神アセリア。

女神は黒猫の神使セリエを呼んだ。


「アセリア様、ご用でしょうか」


 神使のセリエは人間の男の声で答えた。


「東都の監視状況はどうなったかな」

「ええ、残念ながら、負のエネルギーが増大して危ない状況です」


「セリエよ、解放するしかないな」

「それは、大変な事になります」


「セリエよ、陛下と康代に伝えよ」

「何をで、ございますか」


「新しい時代の準備をするように」

「アセリア様、承知致しました」


 セリエはアセリアの前で光になって消えた。


⬜︎⬜︎⬜︎


 黒猫姿の神使セリエは、皇国陛下の前に現れ人間の言葉を話した。


「ーー 時の神エルミオの赤猫の神使ルニャから聞いておるーー 今世は聖女徳田康代として皇国に転生しておる」


「徳田康代を指名して皇国再生に協力せと、女神アセリア様の御命令じゃ」


 黒猫の神使セリエは忍者のように陛下の前から消え光になって輝いた。


⬜︎⬜︎⬜︎


 黒猫の神使セリエが徳田康代の寝室に現れた。

康代は特殊能力者な故にもふもふな黒猫の姿が見えた。


「康代よ、地球の守護神アセリア様の神使のセリエじゃ」

『セリエ様、なんでしょうか』


「康代よ、時代が変わる」

「その時、陛下が其方を指名する」


「必ず受け入れてくれ」

『セリエ様、承知しました』


「今は、ここまでにしよう」


 黒猫のセリエは光になって消えた。


⬜︎⬜︎⬜︎


 地球の女神アセリアはすべてを見ていた。

神使の黒猫セリエは女神の顔色を窺い話した。


「東都の結界がーー もう限界に近くなっています。負のエネルギーも最大です」

「まあーー 始まるのね・・・・・・」


「セリエよ。準備して」

「アセリア様、承知しました」




 

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三日月未来(みかづきみらい)

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