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【改編2026】女子高生は大統領〜転生女子高生  作者: 三日月未来


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13/20

第13話 豊下秀美

読み易さ優先で、各話の長さをショートショートくらいの長さにしています。

三日月未来

 社務所の巫女が来客を知らせた。

「姫子ですが、お客さまが見えています」


「どなたですか」

「豊下秀美さんという方です」


『秋野先生の言霊の威力は相変わらずすごいです』

「姫子、お通しして下さい」


「かしこまりました」

「豊下様、こちらのお部屋にどうぞ」


「失礼します。豊下秀美です」

「今、豊下さんの転校のお話をしていたところなんですよ」


「陰陽師様、意外とお茶目なんですね」


「紹介します。こちらが皇国の大統領で神聖女学園の生徒会長です」

『生徒会長の徳田です。よろしくね』


「豊下です。よろしくお願いします」

『明日、生徒会室に来てください』


「はい、喜んで」

『豊下さん、生徒会にも参加をお願いします』


「生徒会ですか?」

『秋野先生の推薦です』

 秋野は隣で微笑んで頷いた。


「秋野先生、ご用はなんでしょうか」

「もう顔合わせは終えたので、今日はお開きです」


 秋野は康代に豊下を紹介するために呼んでいた。

 

⬜︎⬜︎⬜︎


 翌日の放課後の神聖女学園の生徒会室。

生徒会メンバーが緊急招集された。


 豊下秀吉藤吉郎の生まれ変わりの豊下秀美。

秀美は生徒会室の扉の前に立って緊張している。


 背丈は167センチくらいの可愛い顔立ち。

赤茶髪の姫カットのボブヘアが秀美の自慢スタイル。


「豊下秀美です、失礼します」

「お入りください」


 生徒会のメンバーの女生徒が部屋の入り口で豊下を案内した。


「広いお部屋ですね」

「ここは、昔、図書室に使われていたのです」


「新館に図書室が移転してから生徒会が使用しているのですよ」

「びっくりしましたわ、あまりに広いので」


「生徒会メンバーはクラス代表が兼務することが多く、高等部の生徒会メンバーは、幹部を含めて35名います」

「あなたが入ると36名ですが100人以上入れるキャパシティはありますわ」


 豊下はぽかんとして佇み、室を眺めてみた。


 大きな窓から初夏の暖かな日差しが差し込んで白いカーテンがそよ風に揺れていた。

部屋の中央には、図書館で見かける木製の大きなテーブルが見える。


「生徒会のメンバーはあとで紹介しますね、豊下さん」


 女生徒が隣室の会長室に豊下を案内した。


「会長、豊下さんをお連れしました」


そこには、制服姿の徳田、天宮、織畑、前畑の四人が並んでいた。


⬜︎⬜︎⬜︎


『徳田です。今日はありがとうね』

「徳田会長、昨日はありがとうございます」


『立ち話もなんだから、会議用テーブルに移動しましょう』


 五人は生徒会の会議テーブルに移動した。


『豊下さん、こちらが昨日、お会いした天女の天宮さん』

「天女の天宮でござる」


「天女様、豊下です。よろしくお願いします」

『こちらが、あなたの前世の恩人の織畑さん』


「信長様ですか」

「生まれ変わりの信美です。よろしくね」


「織畑様、豊下藤吉郎秀吉の生まれ変わりの豊下秀美です」

「懐かしいね」


「懐かしいです」

「今世は、猿顔が薄くなって美人になられたわね」


「信美様、相変わらずお茶目ですね」

『最後が、前畑利家の生まれ変わりの前畑利恵さんです』


「前畑です。よろしくね」

「前畑様、豊下秀美です。懐かしいです。よろしくお願いします」


『じゃあ、紹介が終わったところで、お茶会にしましょう』


「康代、今日はなんでござるかな」

『秘密よ』


 生徒会のメンバーも参加しての大きなお茶会になった。


『みんな、聞いてくれ』


 珍しく男口調になった康代に一同が緊張する。

康代が男口調になる時は重大発表が多いからだ。


『豊下さんを、みんなに紹介する』

「豊下秀美です。よろしくお願いします」


『豊下さんは、今日からみんなと同じ生徒会のメンバーになった。みんなで支えてくれないか』


 生徒会メンバーの拍手が広い部屋に響きお茶会が開催される。


「康代、これはなんでござるか」

『ハーブティーよ』


「なんとも言えぬ香りが素敵でござるな」


 天女の発言にみんな頷いていた。


「そうね、美味しいわ・・・・・・」

 お読みいただき、ありがとうございます!

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投稿後、加筆と脱字を修正をする場合があります。


三日月未来(みかづきみらい)

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