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まりもと優しい音楽

生成AI(Grok)による本文作成を行い、微調整しています。

苦手な方はご注意くださいませ。

 夜、私は部屋で静かな音楽を流していた。

 特に大きな音量ではない。ただ、低い旋律がゆっくりと空気を満たしている。ソファに座って目を閉じていると、まりもが近づいてきた。

 淡い緑の長い髪が静かに揺れ、濃い緑の葉模様が部屋の明かりを柔らかく反射する。まりもは何も言わず、隣に座った。

 しばらく、二人で音楽を聞いていた。


「……森の風の音に似ている」


 ぽつりと、まりもが言った。


「木々の間を通り抜ける、あの低い音だ。強すぎず、かといって消えてしまうこともない」

「気に入った?」

「悪くない。ぼくは、こういう静けさは嫌いじゃない」


 まりもはそれ以上何も言わず、ゆっくりと目を閉じた。いつものまりもなら、すぐにまた窓の外を見たり、別のことを始めたりする。なのに今夜はそのままの姿勢で、音楽に耳を澄ませ続けている。

 淡い緑の髪が、わずかに私の肩に触れていた。森を思わせる、やさしい香りが近くにある。

 私も自然と目を細めた。音楽は途切れることなく流れ続け、時間の感覚が少しずつ曖昧になっていく。


 私はいつの間にか、眠りの底に沈んでいたらしい。

 夜中、ふと意識が戻った。

 部屋は暗く、音楽はすでに止まっている。体に薄いブランケットがかかっていた。確か、眠る前にはかけていなかったものだけど。

 隣では、まりもが静かな呼吸を繰り返している。美しい淡い緑の髪がソファに広がっていた。

 私は小さな声で、誰にともなく言った。


「……ありがとう」


 それから、ブランケットの端をそっと引き、まりもの方にもかかるように整えた。まりもは小さく動いただけで、目を覚ますことはなかった。

 私はもう一度目を閉じた。まりもの近くで感じる、森のようなやさしい香りを吸い込みながら。


 朝、先に目が覚めたのは私だった。

 まりもはまだ少し眠そうに目を開けた。


「……いつの間にか、眠っていたな」

「うん。いつの間にか」


 私は小さく笑って、名前を呼んだ。


「楽しかったね、まりも」

「まりもって呼ぶな」


 寝起きの声は、いつもより少しだけ柔らかかった。

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