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森の精霊と二人の時間

生成AI(Grok)による本文作成を行い、微調整しています。

苦手な方はご注意くださいませ。

 お休みの朝。

 私はいつも通りに起きて、顔を洗い、簡単な朝食を済ませた。窓から差し込む光が、アパートのリビングを柔らかく照らしている。ひと通り朝の流れを終えて、ソファに深く座ると、自然とスマートフォンを手に取った。

 特に見たいものがあったわけではない。ぼんやりと動画を流す。静かな音楽と、どこかの風景が画面の中でゆっくり動いている。

 しばらくそうしていると、まりもが近づいてきた。

 淡い緑の長い髪が肩に流れ、濃い緑の葉模様が朝の光を受けて静かに揺れている。まりもはソファの背に手を置いて、画面を覗き込んだ。


「……何を見ている」

「ただの動画。特に意味はないよ」

「ほう」


 まりもはそれ以上何も言わず、ゆっくりと隣に座った。距離は近く、まりもの髪がわずかに私の腕に触れる。その瞬間、ふわりと香りがした。

 森の匂いだ。

 木々の葉や、朝の湿った土を思わせる、さわやかで、でもどこか優しい香り。強くないのに、はっきりとそこにある。

 私は知らないうちに肩の力が抜けていた。

 画面の中では、誰かが静かな森道を歩いている映像が流れていた。まりももそれを黙って見ている。時々、まりもの耳が小さく動く。否定もせず、興味を持ったまま、ただ一緒に画面を眺めている。


「……悪くないな。この静けさは」

「でしょ」

「だが、実際の森の方が上だ」


 そう言いながらも、まりもは動画から目を離さなかった。まりもから漂う森の香りが、部屋の空気を少しだけ変えている。私はその匂いに包まれながら、余計なことを考えずに画面を見続けた。

 穏やかな時間が、ゆっくりと流れていく。


「今日のお昼何にしようか、まりも」

「まりもって呼ぶな」


 低い声がすぐに返ってきた。でも、その声に嫌がる色はほとんどなくて、ただいつもの調子を保っているだけだった。

 お休みの朝の何でもない時間。

 誇り高い森の守り神と、スマートフォンの小さな画面を並んで見ている。

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