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まりもじゃらし4
生成AI(Grok)による本文作成を行い、微調整しています。
苦手な方はご注意くださいませ。
部屋の真ん中で、私は素振りをしていた。手首だけを使って、細い棒の先を小さく切る。左右、上下、一度ためて、また流す。じゃらすような軌道だ。誰に見せるでもなく、熱心に。
窓辺で、空気が変わった。
淡い緑の長い髪は動いていない。濃い緑の葉模様も、小さな明かりを返したままだ。動いたのは、視線だけ。緑の瞳が、棒の先を固定する。耳が寝る。尻尾が床を一度叩く。部屋の温度が、そこだけ下がったみたいだった。
「その軌道を、もう一度だけ見せてみろ。ん?」
「——いや、これは違う」
一言だった。遊びではない。狩りの前の声だ。
私は棒を止めた。
まりもは、まだ軌道の残りを見ていた。




