表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暇人侍  作者: 一斗
PR
14/73

其の十四 降伏の後

「はあ・・」

「もうため息はよさぬか」

「仕方ないではないか。戦もなく、何も成せぬままこうして縁側で座っておるしかないのじゃから」

「城主様が降伏してしまったのじゃ。我ら下っ端の侍ではどうにもならん」

「戦を一度でもしてから降伏ならまだ分かるのじゃ。それをせぬまますぐに降伏とは・・全くもって煮え切らぬ」

「城主様は大殿様に大いに不満があったらしい。ならば相手の調略に乗ったのも頷ける」

「ううむ・・確かに大殿様にはいい噂は無かったが・・」

「大殿様の話はここまでにするか」

「何故じゃ?」

「城主様が降伏した、という事はじゃ。我らの主は新しい大殿様になったという事になる。これからは以前の大殿様の話はあまりせぬほうがよいじゃろう」

「・・そうじゃな。しかしそうなると我らは優秀な騎馬軍団の一員になれるかもしれぬ、という事か」

「馬が無いぞ」

「それは今の話じゃ。これから戦続きになれば武功を上げられる機会にも恵まれるぞ。そうなれば騎馬武者への出世も夢では無い。うむ!よし!やる気が出てきたぞ!」

「投石部隊に回される可能性もあるがな」

「そ、それはまずい。よし、騎馬武者が駄目ならこの石を敵陣の方角に蹴って蹴り石部隊の創設を・・」

「やめんかああああ!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ