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「なんてこったい」
言うだけ言ってさっさと言ってしまった背中を見ながら出てきたのはソレだった。
ガックリと項垂れる鈴桜の肩を掴んで七風が慰める。
「んじゃ、放課後待ってるからね」
慰める……ことも無く、用が終わったら来いと来た。
これは優しさなのだろうか。
真珠は帰宅部なので、部活動はてーへんだなあと軽く思うだけ。
それでも、友達との時間は減るよなあと思う訳で。
「私、鈴桜ちゃんの友達だからね!」
「いや、後生の別れとかでも無いし!七風と待っててよ!?」
「うん……!」
「テンション!なんか不干渉なテンションの差がないかな!?」
涙ぐんでそう言う真珠に慌てて突っ込むも、中々暴走した真珠は正気に戻らないまま休み時間は終わってしまった。
授業が始まればシレッと真面目になるんだからわざとに違い無かった。
(真珠がどういう人間か分かってきたかも!!)




