72/77
71
ちょっと油断した。そう思った鈴桜は今後を少し考え直すことにした。思ったよりも難しい授業内容で、これは予習をある程度前提としてそうだと思ったのだ。
授業が終わって10休み、後ろの席の貝塚に話しかける。
「授業大変じゃない?」
「そう?結構余裕だよ」
「うぐ……私は着いてけるか不安」
思った反応と違い落ち込む鈴桜。
みんな難しいと感じてくれていれば楽だったのに。
ガクッと貝塚の机に突っ伏す鈴桜を優しく撫でる貝塚。
「なら、勉強会しようぜ!」
ひょっこり七風が現れてそう提案してくる。
鈴桜は渡りに船かと思って力無く七風の手を握った。
「おねがーい」




