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「えっと、1年生って部活いつから始まるの?」
「5月半ばからみたいです」
何気ない会話を振って、律儀に答えるが、そこからが続かない。
鈴桜は、普段ならもっと話を膨らますなんて造作でもないはずなのに。
「……少し歩こうか」
舞はそう言って歩き出すから、鈴桜も付いて行くしかない。
歩くって、何処に。
散歩のことだろうか。
この辺って歩いても面白くないよなあと思う。
何となく少し後ろを歩く鈴桜。
街からピンク色の桜は既に青葉に変わり、次の季節を迎える準備を整えていた。
「えっと、1年生って部活いつから始まるの?」
「5月半ばからみたいです」
何気ない会話を振って、律儀に答えるが、そこからが続かない。
鈴桜は、普段ならもっと話を膨らますなんて造作でもないはずなのに。
「……少し歩こうか」
舞はそう言って歩き出すから、鈴桜も付いて行くしかない。
歩くって、何処に。
散歩のことだろうか。
この辺って歩いても面白くないよなあと思う。
何となく少し後ろを歩く鈴桜。
街からピンク色の桜は既に青葉に変わり、次の季節を迎える準備を整えていた。