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白くて黒い百合の花  作者: 新規四季


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「はぁ!?」


慧は意味がわからないと首を傾げる。

なんで?と。


なんで、その約束が自分を置いてけぼりにして、お酒を買うことになるのか。


点と点が繋がらなくて、和を理解しきれてなくて頭を抱える。


「言葉じゃ駄目なの?」

「言葉はいつか忘れるんだよ」


やたら実感の籠った言葉に慧は何も言えない。


記憶はいつか薄れる。

けど、一緒にいるならばそんなもの次の約束でどんどん上書きされるだろう。


「なんで?」

「え?」

「ああ、いや。20歳まで一緒にって言うのもよく分かんないけど」

「だ。駄目?」

「違う、ずっと一緒じゃないの?」


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