28/77
27
「舞さん。舞さーん」
寮のラウンジのソファーに舞を何とか寝かせて鈴桜が声をかけて、美兎がほっぺをペチペチ叩く。
寝いってしまった用で、美兎はこっから部屋に運ぶの嫌だぞと顔に書いてある。
「あれ?集まって何してんの?」
どうしようと悩んでいると和がギターを背負って帰ってきた。
少し疲れた顔をしてたが、鈴桜、美兎、舞が一緒だ。何事だ。と面白そうだと感じて、バンドでのすれ違いを忘れて声をかけたのだった。
「和か。おかえり。見ての通りだよ」
「あー、今回は?」
「なんだっけ?」
「コレです」
「ウイスキーボンボン……。うわっ、食べ過ぎでしょ」




