第97話 いざ任務へ + 〔これまでの主な人物紹介〕
「お、ヒカルさん少しいいですか?」
「あら、ヨシツグちゃんどうしたの?」
B班との自己紹介が丁度終わった時、僕達戦闘係に何か連絡が来たようだ。キラさんとヒカルさんがその内容について話し合っている。ちなみに僕達A班の自己紹介はすんなりと終わった。というよりもB班のキャラが濃すぎる……
「皆! 注目~、たった今仕事がきたわ」
やっぱり仕事の内容だったようだ。
「今回の内容はゼノによる事件よ」
「世界樹の根っこでも現れたのですか?」
僕がヒカルさんに質問を投げる
「いいえもう既に出現している様なの、残念ながら犠牲者も出ているわ。ゼノの目撃情報はなし、ただ犠牲者の遺体からゼノの成分らしき物が検出されたから化け物の仕業で間違いないわ!」
「つまり、まだ近くに潜伏している可能性があると……」
「そういうこと」
ゼノの生態はまだよくわかっていない、僕が前に会ったサメの様なゼノは付近を徘徊していた様だし、車に寄生していたやつもいた。ドラゴンの様に大きなサイズの化け物もいる……あんな大きな図体なのにあれから目撃情報はないのが不思議だ。
キラさんが今回の件について僕達皆に説明し始めた。すると、ミナさんとハイノメが少し驚いた顔を作った。どうやら前に仕事で言ったことのある場所だったらしい……。
「そうなんだよ。なので今回の件、ハイノメ君とユズキ君には向かってもらおうと思っているんだけど?」
2人はハイと迷いなく返事を返した。
「あと、トガ君と……エマ君、ヤタ君も向かってください。B班の2人は三人の仕事を近くで見学しといて! 邪魔しないようにね! そして、残った問題児2人はヒカルさんと別件の仕事をお願いします。 こんな感じでいいですかね? ヒカルさん」
キラさんがヒカルさんの顔を伺い確認をとった。ヒカルさんの反応はOKの様だ。弟さんのコウキ君は、ちょっと不満そうだった。どうやら問題児と言われたことに不服だったらしい。でも、このギャンブル依存症と、倒れている痴女に一緒に来られたら仕事にならなそうだったので、キラさんの組み分けは正しいと思う。
「それでは各自任務に向かってください。何かあったら私が駆け付けますので、ハイノメ君みんなの事お願いしますね」
《《ここまでの主な人物紹介》》
世界樹対策課日本支部
戦闘係【A】
・トガ ショウ
この物語の主人公
基本的に穏やかな性格で、廃墟などの雰囲気が好き。
能力はゼノや能力者から生み出された化け物を食べ、その能力を得ることができる。
対策課に入って数か月が経ち、仕事にも能力にも慣れ始めてきた。
同期のユズキミナとは、いい感じの関係を保っている。
・ハイノメ ユミ
北斗の拳やマッドマックスに出てきそうなゴツイマスクを常に付けている女性
主人公のトガとはお互い相棒の様な関係である。トガ、ユズキの2人より早く対策課に入っているが、三人とも友人の様な関係性。
能力は背中から煙を出し、その煙を自在に形を形成して操る。
・ユズキ ミナ
優しいが少しドジな所がある女性。
大の酒好きだが、そこまで酒に強いわけではない。酔う前は天使、酔った後の彼女は堕天使だったが、ある日を境に酔ったり、酒を摂取すると、顔が真っ赤になり、驚異的な身体能力を得るようになった。性格も多重人格と疑うぐらいガラリと変わる。トガとは恋仲である。最近、ハイノメとトガが仲が良すぎるところが少し気になっている。
・キラ ヨシツグ
世界樹対策課日本支部戦闘係Aの班長
出社は早いが、残業とかはしたくないタイプ。
日本のアニメや漫画が大好きで、フィギュアなどを大量に持っていたが、世界樹の災害でほとんどを失くしてしまった。夢はまた日本のオタク文化を復活させること。
能力は手からピアノ線のようなもので、切断など幅広く応用が利く能力である。
戦闘係【B】
・オオモリ ヒカル
世界樹対策課日本支部戦闘係Bの班長
元自衛隊所属のオカマ、世界樹対策課日本支部の支部長オオモリトウヤとは親戚。
能力は不明
自分の事をヒカリンと呼んで欲しいらしいが誰も読んでない
・エマ ストローク
元気な金髪アメリカ人女性
日本のアニメ、漫画、文化が大好きで、キラヨシツグとはそのおかげで気が合う。
能力は自身を2Dにして絵の様に壁に同化させる。
・ヤタ レオン
小柄でオドオドした少年
能力は不明
・キラ コウキ
ギャンブル依存症のダメ男、戦闘係Aのキラヨシツグの弟である。
能力は触れたものを黒い砂に変えることができる
・キツメ ワルワーラ
日本人とロシア人のハーフ
かなりヤバい女性、色々な癖をもっている。黙っていれば絶世の美女
一本刃物のような角が生えており、ポケモンのアブソルにそっくりである。
能力は風を操ることができ、切断など可能
職員 研究員
・オオモリ トウヤ
世界樹対策課日本支部の支部長
能力は不明
・アオバ サユリ
世界樹対策課日本支部能力者ザブ研究の第一人者
丸眼鏡でかなりの巨乳の持ち主、マッドサイエンティストでよくトガを実験にしている。根は優しい心の持ち主で、ソノメユイの事も面倒を見ている。
非能力者
・サイトウ ナオキ
ちょっと猫背気味で、体調が悪そうな中年男性
基本的に大人しい性格だが、ゼノの事や怒り出すとめんどくさくなる。
非能力者
・カンダ ツバキ
世界樹対策課の職員 アオバサユリ達研究員のサポートを主にしている。
A班とは仕事を一緒にする機会が多く、ハイノメとユズキとも仲がいい。静岡での仕事の後、身体に異変が起き始めているので、アオバに診てもらっている最中。トガとは社宅の部屋が近いだけだったが、仕事していく中、徐々に彼の事が気になりつつある様子……
・カラス マエイジ
主人公の隣人
・ソノメ ユイ
トガとアオバが助けた女の子 事件後しゃべれなくなってしまった。
今はアオバサユリと一緒に暮らしていて、彼女の身の回りの世話をしている。
オートで周りの人物の生気を吸い取り、自身の回復に使う能力者
・カメヤツルギ
静岡での県の後
研究所で心身ともに安静中
樹神教
・猫の通り道
本名エキナガ トオル
ドラマ俳優にいそうな高身長のイケメン
能力は天に魔法陣を作り、そこから大量のネズミを召喚して操る
・悪い天使
能力不明の女性
・カメヤゲンドウ
カメヤツルギの父親
ワープできる特殊な靄を生み出すことができる




