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世界の意思にさようなら  作者: ラゲク
第9章 新たなる仲間
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第92話 ワクワクが止まんない

 「カラツガルの日本応援ラジオ~。さて、始まりました。カラツガルの日本応援ラジオ! この番組は私、カラツガルが災害後の日本を元気づけるために、あんなことやこんなことを語り、災害前の日本を取り戻そうという番組です。」


 仕事から帰宅した僕は、ツガルのラジオ番組を聞きながら明日に向けて、就寝する準備を始めている。ツガルのラジオ番組は相変わらず特に変わったことはない、まあ、寝る前に暗いニュースを聞きたくはないから助かる。


 「いや~、日本の復興もいい感じに進んできてますからね! 数か月前まで瓦礫で道が塞がれていましたから、トラックもバンバン進める様になってたので、東京と大阪の復興はかなり早くなるでしょうね。というよりここからって感じですかね? 今の現状は戦後の日本と同じだと私は思います。できる! 私たちならここから立ち上がることができる! 私も皆さんも多くのモノを失ったと思われます。しかし、だからと言って、下を向いたばかりじゃいけない! 皆さん上を向いて歩きましょう……さあ、そんな明日を生きるための歌いきましょう。坂本九さんの『上を向いて歩こう 』です。」


 古いっ!


だが、こころが温まる曲だ。

また明日を生きようと思えるいい曲だ。



 温かい朝日が僕の身体をゆっくりと起こす。

洗面所に向かい、対策課戦闘係へ出社する準備を整える。今日はもし大きな事件がなければ、新しくできる対策課戦闘係Bとの交流があるらしいので、結構内心ワクワクしている。いったいどんな人が来てくれるんだろうか?! キラさんは仕事が減る、楽になるから嬉しいと言っていたが、やっぱり仲間が増えると思うと嬉しい。勿論、対策課の職員の方は皆仲間ではあるが、サポート係や、研究員がほとんど。危険な仕事は一緒にできないから。……人が少なすぎて、研究委員の人も現場に向かうことも多々あったが、それも今後減っていくと思う。




「おはようございます。」

対策課戦闘係のドアを開けると、キラさんは勿論、ミナさんとハイノメも出社していた。


「遅い~、ショウ何やってんの?」

「いや、いつも通りの出社時間なんだが……」


普段僕よりも遅く出社してくるハイノメが、今日は珍しく早く来たらしい。やたら謎のマウントをとってくる。朝からちょっとウザい……。


「そうです。ショウ君、今日は新しい人達の歓迎パーティーなんですから!」


ミナさんもワクワクした気持ちが抑えきれない様だ。というか、パーティー?

後ろで見守っているキラさんも僕と同じ顔をしている。


「よし、みんな揃ったね! じゃあ、向かうとしますか。訓練室へ」

キラさんはそう言って僕たちを案内し始めた。

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