十二話【生存者】
それから俺と先輩は町をモンスターに見つからないよう…ってもあんまいなかったけど、衣服、食料、石鹸やシャンプーを道具袋に詰め込めるだけ…いや、店においてあるだけ詰め込んだ
そして基地に戻ろうかというとき…
「ねえ、レオン君。学校にいってみない?もしかしたら生存者がいるかもだし…」
確かに、生きてるやつがいないとはいえないが…
おそらく学校はモンスターが大量に住んでいるのではないだろうか
入り組んだ廊下に豊富な人間
多分かなり住みやすいだろう…モンスターにとっては
「でも…危ないですよ?モンスターもいっぱいいるだろうし…」
「たしかに…そうだけど、でもやっぱり人が生きてるかも知れないし…ねぇ、だめかな?」
うっ…上目使いは反則ですよ先輩…
「…わかりましたよ。でも、先輩は基地にいてください。」
できれば危険な目にはあわせたくないし、一人のほうがモンスターに見つかったとき逃げやすい
「…わかった、私はまだ足手まといだからね。基地で夕食作って待ってるよ」
なにっ!?
「てっ手作りですか…!?がんばらせていただきますっ!!」
「そんな期待しないでね。あんまり上手じゃないから…」
「いえ、十分ですよ、俺だけだったらケロリーメイトだけになるときもあるんで!」
料理はできるけど、めんどくさいじゃん?
「あはは。からだにわるいよ…それは。がんばっておいしいの作ってるからがんばってね」
「はいっがんばります!。基地までは一人で大丈夫ですか?」
「うん。この子がいるからモンスターに出会っても多分逃げることくらいはよゆうだよ」
そういって白狼をよびだす
「わかりました。じゃあ、いってきます」
「いってらっしゃーい」
じゃあ、いきますかね、学校に
俺は学校に向かった
学校に近づくにつれモンスターが増えてきている
そして学校に着いた…が
「なんだこれ…。」
そこはもう学校ではなかった
校舎は半壊し、ところどころ赤茶色のしみができている
人がむき出しの鉄骨に刺さっていて、鳥がそれをついばんでいる
がんばって作ったバリケードは粉々になり、普通にモンスターが入っていくところも見た
本当に生存者がいるのか…?
いや、いると信じよう…
『索的;人間』
生存者は…一人…いた!!
人がいる方向が赤く光って見えた
「よしっ『身体強化』!!」
俺は一気に赤い光の方向へ走り出した
赤い光の方向に向かっていってたどり着いた場所…そこは女子トイレだった
…と、いうことは必然的に女子か」
おっと、途中から口に出してしまった…
「非常時だから、仕方ないよな?」
そういって女子トイレに入っていく
「だれか、いませんかー?」
声をかけてみる
「だ…だれですか?化け物じゃないですよね…!?」
「おう、一年の柳レオンだ」
「よかった…このまま誰も来ないんじゃないかと…今あけますね」
がちゃ
「はじめまして。看護科三年の河野アヤメです。アヤメは文字の文に木の芽の芽って書きます。」
ぶっふ…これまためがねの似合う美人だな…
「じゃあ、俺たちが拠点にしてるとこに戻りますんで…ちょっと失礼します」
そういって抱ようとすると
「ねえ、俺たちって、ほかにも生きてる人が…?」
「はい…っても、二年のコイネ先輩だけですけど…」
「そう…」
すこし、さびしげだった
…だが、あんまり悠長に話している暇はない
ここはもう、モンスターの巣窟なのだ
「じゃあ、いきますよっ」
そういって抱えて、基地に向かって一直線に走り出した
ケロリーメイト…長期保存の利くぱさぱさした食べ物
その手軽さからスポーツマンに絶大な人気を誇る
が、片手に飲み物がないと、非常に飲みこみづらい




