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完結作品

iVoise-ノイズ- 溺れる太陽を、ゆらせ。

作者:本宮愁
声にも雑音にもなりきらない、中途半端な、俺の音≪iVoise≫。漂うばかりの旋律。
歌唱人形と揶揄されるマイペース男子が出会ったのは、音を失くしたピアニスト。……静寂の邂逅は、やがて音の奔流をうみだす。風前の灯でも、燃えていた。生きていた。その音は、まだ。
きっと、――届かせて、みせる。
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