第24話:公爵邸の怪異。お肌ツヤツヤの氷の騎士
北方防衛の要衝にして、エルダリア王国北天の盾と呼ばれる巨城――ハルデンベルク公爵邸。
黒曜石と白亜の大理石を積み上げて築かれたその堅牢な本館は、常に張り詰めた軍靴の音と、凍てつくような沈黙に支配されているのが常だった。
特に、最上階に位置する大執務室の前は、歴戦の近衛騎士たちですら、書類を抱えて通るだけで胃の腑を握りつぶされそうになるほどの絶対零度の領域――「死線」と恐れられていた。
かつてのハルデンベルク公爵アルヴィスは、まさにその名の通り「氷の死神」そのものだったからだ。
重篤な魔力過密障害と、それに伴う不眠症。
連日の激務と戦傷の痛みに苛まれ、一睡もできぬまま机に向かうアルヴィスの全身からは、大気を物理的に凍らせるほどの刺々しい殺気が常に噴き出していた。眉間には深い苦悶の溝が刻まれ、サファイアの双眸は血走り、目の下には紫黒い隈が死人のように沈着している。
彼が不機嫌そうにペンを走らせるだけで、執務室の窓ガラスには氷の花が走り、インク壺は凍りつき、報告を上げる将校たちは失禁寸前で震え上がったものだった。書類の不備などあろうものなら、氷の刃のような冷徹な舌鋒で完膚なきまでに叩きのめされる。
そしてその隣には、主君の暴走の恐怖と膨大な領政の板挟みになり、青白い顔で胃薬の粉末を水なしで噛み砕く副官ユーグが、いつ倒れてもおかしくない幽鬼のような形相で控えていた。
――それが、ほんの半月前までの公爵邸の日常だった。
だが。
秋の穏やかな陽光が降り注ぐ執務室の中には今、かつて誰も経験したことのない、異様極まりない「別の種類の戦慄」が満ち満ちていた。
「…………おい、見ろよ」
「しっ、声を落とせ! 聞こえたらどうする!」
執務室の扉のわずかな隙間から、交代勤務の近衛騎士たちが、息を潜めて中の様子を盗み見ていた。
彼らの視線の先、豪奢な紫檀の執務机の前に座る主君の姿。
その光景を目にした騎士たちは、揃って戦慄し、己の目を疑った。
「……なぁ。気のせいか? 閣下の輪郭が……発光していないか……?」
「気のせいじゃない。あれは……肌だ。肌そのものが、朝露を浴びた最高級の磁器のように光を跳ね返しているんだ……!」
そこにいたのは、彼らが恐れ敬ってきた「氷の死神」ではなかった。
白銀の長髪は、まるで一本一本が極上のシルクのように艶やかに整えられ、秋の光を浴びて淡い虹色の光輪を描いている。
そして何より、顔立ちだった。
かつて死神のトレードマークだった目の下の隈は、跡形もなく完全に消失していた。
青白く土気色だった頬には、内側から溢れ出る生命力を示すような、ほんのりとした桜色の健康的な血色が差している。毛穴など光学顕微鏡を使っても見当たらないのではないかと思えるほどにキメが細かく、吸い付くように滑らかで、ハリのある肌。
机の上に広げられた領内予算の決裁書類にペンを走らせる指先には、羽根のような軽やかさと、信じられないほどの余裕すら漂っていた。
カリカリ、と規則正しいペンの音が、静かな部屋に心地よいリズムを刻む。
さらに、部下たちの度肝を抜いたのは、その隣に立つ副官ユーグの姿だった。
「……ユーグ様まで、どうなってるんだ……?」
「あの人が……笑っている……? あの仕事の鬼で、胃薬の塊だったユーグ様が……!?」
書類を検算し、アルヴィスへと手渡すユーグの顔には、かつての悲壮感など微塵も残っていなかった。
土気色だった顔色はツヤツヤと輝き、頬には程よく肉がつき、その目元には、まるで迷える子羊を慈しむ聖職者のような、穏やかで柔らかな微笑みが常に浮かんでいた。
かつては五分に一度は胃を押さえて蹲っていた男が、今は胸を張り、深呼吸を繰り返しながら、優雅な所作で書類を捌いているのだ。
「……おかしい。絶対におかしいぞ」
「数日前の北方巡回から戻られて以来、お二人の様子が急変されたんだ……」
「まさか、常闇の森の奥に潜むという古代の邪悪な魔女に、強力な魅了をかけられたのでは……!?」
「いや、あるいは魂を吸い尽くされ、精気を搾り取られた果ての、死の直前の極彩色の幻覚状態なのでは……!?」
騎士たちの妄想が恐ろしい方向へと暴走しかけた、その時だった。
コツ、コツ、コツ……。
廊下の奥から、定規で測ったかのように寸分の狂いもない、硬質な靴音が響いてきた。
覗き見をしていた騎士たちが、弾かれたように背筋を伸ばし、直立不動の敬礼をとる。
現れたのは、ハルデンベルク公爵邸の家政を取り仕切る絶対の権力者――筆頭メイド長のテレーゼだった。
五十五歳。背筋を一本の鋼の槍のように伸ばし、銀髪を隙なくシニヨンにまとめ、黒と白のメイド服を一分の皺もなく着こなした老婦人。その獲物を品定めするような鋭い眼光は、歴戦の将軍すら恐れさせる威厳を放っている。
「……何を騒がしく群れているのですか、近衛の諸君。ここは閣下の執務室の前ですよ」
「テ、テレーゼ様……! い、いえ、その……閣下のご様子が……」
若い騎士がおずおずと執務室の中を指差した。
テレーゼは冷ややかな視線を室内の主へと向けた。
そして――ほんの一瞬だけ、その氷のようなメイド長の眉が、微かにピクリと動いた。
「…………」
テレーゼは無言のまま、執務室の中へと音もなく歩み入った。
手にした銀のトレイには、公爵邸秘蔵の最高級茶葉で淹れた紅茶が湯気を立てている。
机の脇へと進み出たテレーゼは、優雅なカーテシーとともにカップを置いた。
「失礼いたします、閣下。お茶をお持ちいたしました」
「……ああ。すまないな、テレーゼ」
アルヴィスが顔を上げ、ごく自然に小さく会釈を返した。
その瞬間、テレーゼの老練な眼孔が、アルヴィスの顔の隅々までを瞬時にスキャンした。
(……信じられない。何という肌艶……)
テレーゼは内心で、天地がひっくり返るほどの動揺を押し殺していた。
彼女はアルヴィスが幼い頃から、母親を失い、家督の重圧に押し潰されそうになりながら孤独に戦い続けてきた姿を、誰よりも近くで見守ってきたのだ。
ここ数年、夜間に公爵の寝室を見回るたび、ベッドのシーツは苦悶の寝返りで乱れ、あるいは一度も横たわった形跡のないまま、床に氷の結晶が散乱しているのを見ては、胸を痛めてきた。
それなのに。
今のアルヴィスからは、体内の魔力の濁りなど一片も感じられない。
それどころか、近づくだけで肌を刺していたあの凶悪な冷気は完全に消え失せ、代わりに彼の衣服からは――日向に干したばかりのリネンの匂いと、甘く爽やかなカモミール、そして微かな柑橘の香りが、ふわりと穏やかに漂っていたのだ。
(……昨夜も、閣下は寝室のベッドをお使いになられていない。夜半に姿を消し、今朝の早朝に馬で戻られた形跡がある……。それなのに、なぜこれほどまでに肉体が若々しく、満ち足りた気配を放っているというの……!?)
不気味だった。
食事の際もそうだ。普段なら「毒さえ入っていなければ何でもいい」とばかりに味も確かめず流し込んでいたアルヴィスが、今朝の朝食のパンを一口食べた瞬間、「……焼きが浅いな。遠火の熾火で、もう少しクラストを香ばしく膨らませるべきだ」などと、料理人のような細かな感想を呟いたのだ。
長年仕えてきたテレーゼですら、主君に何が起きているのか皆目見当がつかなかった。
「……閣下。体調に、何かしらの異変などはございませんか? 領都の最高位薬師を呼びましょうか」
「ん? いや、不要だ。見ての通り、至って快調だ」
アルヴィスは紅茶を一口啜り、穏やかに答えた。
「むしろ……ここ数年で、もっとも頭が冴え渡っている。公務の効率も極めて良好だ」
「……左様でございますか」
テレーゼは深々と頭を下げ、銀のトレイを抱えて退室した。
しかし、廊下に出た瞬間、彼女の目は鷹のように鋭く細まった。
(……何かがある。あの常闇の森の奥に、閣下をこれほどまでに変質させた元凶が潜んでいる……。公爵邸を取り仕切る者として、このまま見過ごすわけにはいきませんね……)
鉄のメイド長の胸の内に、静かなる調査の決意が宿った瞬間だった。
◇
テレーゼが退室し、扉が固く閉ざされた執務室の中。
外の騎士たちのざわめきが遠のいたのを見計らい、アルヴィスは手元の書類をめくる速度を一段階落とした。
そして、隣に控えるユーグへと、誰にも聞こえないようなごくわずかな囁き声で口を開いた。
「……ユーグ」
「はっ、何でしょうか、閣下」
「今日の公務の進捗はどうなっている」
ユーグは手元の台帳を素早く確認し、口元をほころばせた。
「信じられない速度です。普段なら三日はかかる北方林道の補修予算案、国境警備隊の越冬装備の調達認可、領都の秋季市場の徴税計画……そのすべてが、すでに閣下の決裁を終えております。残るは、騎士団の定期訓練計画への署名が一通のみです」
「そうか。……素晴らしいな」
アルヴィスは満足そうに頷いた。
かつてなら、激しい偏頭痛と魔力酔いのせいで書類の文字が二重三重にブレて見え、一行を理解するのにも血を吐くような労力を要していた。
だが、千尋の小屋のハーブベッドで熟睡し、毎朝の絶品朝食と縁側での麦茶で身体を調律されて以来、アルヴィスの思考速度は全盛期の数倍にまで跳ね上がっていたのだ。無駄な苛立ちが一切ないため、判断は常に的確で、部下への指示も極めて合理的になっていた。
アルヴィスはペンを動かしながら、ぼそりと呟いた。
「……なぁ、ユーグ」
「はい、閣下」
「昨日の夕方……千尋が縁側で出していた、あの『大麦の煎じ茶』だが」
「焙煎麦茶ですね。香ばしくて、驚くほど身体の芯の熱が引いていく、奇跡のような飲み物でした」
「……ああ。あれを飲んだ後、千尋が夕飯に作ってくれた、あの……丸ごとの白カブと塩漬け豚の煮物だが」
アルヴィスの手が、ピタリと止まった。
サファイアの瞳が、宙を泳ぎ、昨夜の記憶を反芻するように熱を帯びる。
「あのスープを吸ったカブの柔らかさは何だ。スプーンを当てた瞬間、まるで雪のように崩れたぞ。豚の脂はすべて旨みへと変わり、千尋が庭から摘んできたという乾燥ハーブの香りが、肉の臭みを完全に消し去っていた……」
「閣下、私にも語らせてください」
ユーグが一歩前に進み出た。その瞳には、熱狂的な巡礼者のような光が宿っていた。
「私が感動したのは、付け合わせに出てきた大根の葉の炒め物です! 細かく刻んだ青葉を、手作りのごま油のような香ばしい植物油でサッと炒め、塩と少しの炒り麦で和えただけの素朴な一品……! あれを薄焼きパンに乗せて食べた瞬間、私の胃袋は歓喜のあまり涙を流しました!」
「……うむ。あの娘の料理は、一口ごとに身体の奥底に溜まった毒気を洗い流していくようだ」
アルヴィスは小さく喉を鳴らした。
「それに……昨日の、あの新しい『縁側』だ。白木の香月木を踏みしめた時の、あの足裏の感触……靴を脱いで外の風を浴びることが、これほどまでに人間を解放するものだとは知らなかった」
「まったくでございます、閣下。あの縁側で足をぶら下げ、風鈴の音を聞きながらいただく麦茶……あれこそが、帝国全土を探しても存在しない、唯一無二の極楽浄土でございます」
「……ルゥの奴が、また私の膝を狙ってくるかもしれんがな」
アルヴィスが少し不機嫌そうに眉をひそめた。昨日の銀髪美少年化した神獣との「膝枕争奪戦」を思い出したのだ。
「あのフェンリルめ、人型になった途端に千尋にベタベタと甘えおって。神獣の誇りなど微塵もない」
「閣下も人のことは言えませんよ。千尋殿の肩に無言で寄りかかっておられたではありませんか」
「ぐっ……な、何を言うか! 私はただ、重心が傾いただけだ!」
アルヴィスの耳の先が、カッと赤く染まる。
主君のそんな人間らしい反応を見て、ユーグはクスリと笑った。
かつては死の淵を彷徨い、いつ自決してもおかしくなかった男たちが、今では「今夜の晩御飯は何か」「あの小屋の縁側でどう過ごすか」という、あまりにも平和で温かな話題に心を奪われている。
ユーグにとっては、これこそが神の恩寵そのものだった。
ユーグは懐中時計を取り出し、パチンと蓋を開けた。
銀の針が、文字盤の上を刻々と進んでいる。
「閣下。定時まで、あと五分です」
「……うむ」
アルヴィスは最後の一通の書類に、淀みない筆致で公爵家のサインを走らせた。
インクを吸い取り紙で押さえ、書類を完璧に整頓して机の右端へと重ねる。
引き出しを締め、ペンをスタンドに戻す。
その瞬間――。
ゴォォォォォン……ゴォォォォォン……。
公爵邸の時計塔から、夕方五時を告げる重厚な鐘の音が、領都の空へと鳴り響いた。
業務終了の定時。
かつて、アルヴィスがその鐘の音を気にしたことなど、一度たりともなかった。夜の十二時だろうが午前二時だろうが、仕事が終わるまで執務室に籠もり続けるのが彼の「常態」だったからだ。
だが。
最後の一撞きが余韻を残して消え去った、まさにその瞬間。
バッ!
アルヴィスは寸分の狂いもなく椅子から立ち上がった。
身につけていた豪奢な公爵の正装マントをサッと脱ぎ捨て、動きやすい軽装の黒いチュニック姿になる。
執務室の扉の前に控えていた騎士たちに向かって、氷の公爵は凛とした、そしてどこか晴れやかな声で告げた。
「ユーグ。本日の公務は、これにてすべて終了とする」
「はっ!」
「これより、北方国境防衛線の要衝たる『常闇の森』の、夜間特別警備巡回へと向かう!」
堂々たる、完璧な大義名分だった。
軍の最高指揮官が、直々に領内の危険地帯を巡回警備する。これ以上正当で、これ以上誰も文句のつけようのない理由が存在するだろうか。
ユーグもまた、満面の笑みで胸に手を当てて敬礼した。
「畏まりました、閣下! 副官として、直ちにお供いたします!(今日の晩御飯は何だろう、昨日千尋殿が言っていたキノコの炊き込みご飯だといいな)」
二人は一切の迷いなく、風のような速度で執務室を後にした。
残された騎士たちは、呆然と口を開けたまま、夕暮れの廊下を疾風のように駆け抜けていく主従の背中を見送るしかなかった。
「……お、おい……今の見たか?」
「ああ……鐘が鳴った瞬間、一秒の迷いもなく退勤されたぞ……」
「あのワーカホリックの権化のような閣下が……定時退勤だと……!?」
「しかも『森の警備巡回』って……最近、毎晩行ってないか……!?」
公爵邸が再び蜂の巣をつついたような大騒ぎになる中、アルヴィスとユーグは厩舎へと飛び込み、愛馬の背へと跨がっていた。
◇
パカラン、パカラン、パカランッ!
領都の城門を抜け、夕暮れの街道を二騎の馬が全力で駆け抜ける。
西の空は燃えるような茜色から、深い紫の夜の帳へと移り変わり、森の木々が黒い影となって迫ってくる。
冷たい夜風がアルヴィスの頬を撫でたが、その胸の内には、かつて戦場へ向かう時に抱いていたような重苦しい覚悟は微塵もなかった。
あるのはただ、逸るような、焦がれるような期待感だけ。
(……千尋は、もう夕飯の支度を始めているだろうか)
(薪は足りているだろうか。足りなければ、今夜もいくらでも割るぞ)
(あの縁側の風鈴は、今夜も澄んだ音を鳴らしているだろうか)
馬の蹄が常闇の森の境界を越え、結界の境目を跨いだ瞬間――。
ピタリと、森のざわめきが凪ぎ、大気中の魔力粒子が優しく平滑化された。
鼻腔をくすぐる、懐かしい香り。
手入れされた黒土の匂い。
煙突から立ち上る、薪の香ばしい煙の匂い。
そして――かまどの鍋から漂ってくる、醤油と出汁と、秋のキノコが煮立つ、たまらない夕飯の芳香。
木々の切れ間に、ぽつんと現れた小さな山小屋。
新しくできた白木の縁側には、柔らかな山吹色のランプの灯りが灯り、その光の中に、二つの愛らしい影が並んで座っていた。
「……あ、帰ってきた!」
千尋だった。
洗いざらしのエプロンをつけた千尋が、縁側から立ち上がり、笑顔で手を振ってくる。
その足元には、白銀の毛玉――ルゥが、尻尾を千切れんばかりに激しく振りながら、「わふっ! わふっ!」と嬉しそうに吠えていた。
馬を木陰に繋ぎ、駆け寄ってきたアルヴィスとユーグを、千尋は腰に手を当てて、呆れ混じりの温かい笑みで迎えた。
「お帰りなさい、二人とも! ふふ、今日も見事な定時退勤ね」
「……ただいま戻った、千尋」
アルヴィスが、口元をふわりと緩めて答える。
「今日も……森の警備は異常なしだ」
「はいはい、ご苦労様でした。じゃあ、入る前に除菌スプレーと泥落としね! それからアルヴィスさん、お風呂用の薪をもう少し足しておいてくれる? ユーグさんは井戸からお水汲んでね!」
「喜んで!」
「直ちに掛かろう!」
帝国最強の公爵と近衛副官が、エプロン姿の元社畜OLの指示に従い、嬉々として腕まくりをして作業へと散っていく。
足元では、ルゥがアルヴィスの足首にじゃれつき、千尋が「もう、ご飯の前にお風呂済ませちゃうわよー!」と声を張り上げる。
秋の夜風が吹き抜け、軒先の風鈴が「チリン……」と甘く澄んだ音を響かせた。
公爵邸の誰もが恐れ、誰もが知ることのない、氷の騎士の真実の姿。
限界社畜OLが整えた、世界で一番温かい山小屋は、激務に追われる男たちの魂を救う、絶対不可侵の秘密のサナトリウムとして、今日も、そして明日も、確固たる日常を刻み続けていくのだった。




