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戦国ちびっこ店長  作者: 東のマ王


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45/66

45話、宿敵・織田信長を討て! 最強軍団の再出陣。

ーー三方ヶ原の大祝勝会から翌朝、朝七時。遠藤領の境界。


朝一番のハブラシでお口をツルツルに清め、ふかふかの羽毛布団で英気を養った武田軍の何万という大軍が、整然と隊列を組んで並んでいた。


信玄「(巨馬に跨り、朝日を浴びて全盛期の覇気を放ちながら)頼重! 遠藤家の特殊部隊(機動隊ルック)の者どもを引き連れ、これより儂の本陣の直衛に付け! 徳川の次は、ついに尾張の織田信長との直接対決じゃ!」


頼重「(黒い防弾チョッキを着込み、透明な防護盾を背中に背負いながら)ははっ! 我ら遠藤家の防具、敵の鉄砲など全て『カンカン!』と弾き返してみせまする! 遠藤領の防波堤として、お館様の盾となりましょう!」


信玄「がはは、頼もしいわ! 山県昌景、馬場信春! お主たち先陣は、松千代の予言通り、信長が馬防柵を築いた長篠(ながしの)の地を迂回し、夜陰(やいん)に乗じて敵の背後へ回り込め! 正面突破は絶対に仕掛けるなよ!」


山県昌景「ははっ! 泥水をすすって飢えた織田の鉄砲隊など、夜戦の闇の中ではただの案山子(かかし)に過ぎませぬ! 風呂上がりの無敵の体力、信長に見せつけてやりますぞ!」


信玄「(馬をテラス席の前に歩かせ、膝をついて松千代の目線に合わせながら、満面のデレデレ笑顔になって)儂はこれより信長をボコボコにして、家康を完全降伏させてくるからな! 勝ったらまた、あのぷるぷる(プリン)を腹いっぱい食わせておくれ!」


松千代「おじさん、いってらっしゃーいなのぉ! のぶながのおじさんね、鉄砲いっぱい持っててずるいから、うしろから『ばぁ!』って、おどかしてねぇ! バイバイなのぉ!」


信玄「(あまりの愛らしさと的確な夜襲戦術のアドバイスに涙をポロポロ流し、拝みながら)おおお……松千代、お主の『後ろからばぁ!(奇襲)のちえ、しかと胸に刻んだぞ! 信長の罠など一撃で破ってくれるわ!」


お艶「(テラス席の前で、千両箱の山を愛おしそうに見つめて優雅に一礼し)お館様、皆様。勝ってお戻りの際は、この山奥の旅館にて、更に贅沢な大祝勝会をご用意して待っておりますわ(さらなる現ナマ回収の微笑み)」


お初「お館様、行ってらっしゃいませー! 松千代様のお昼寝の時間(13:00〜15:00)とおねむの時間(20:00)は、戦場でもしっかり守ってくださいねー!」


信玄「(ハッとして口を押さえ、小さな声で)お、おう、分かっておる、お初! どんなに激しい合戦の最中でも、松千代ファーストの刻限(時間)だけは全軍に徹底させる! ーーよし、者ども、出陣じゃあーーーっ!」


ーーヒヒーンッ!!! と、何万という軍馬の咆哮が南信濃の深い山々に木霊し、最強の武田軍団が砂煙を天に衝くほど上げて、織田信長の本陣に向へと怒涛の進撃を開始した。


歴史の知識を持った3歳児の無邪気な一言と、お母様が整えた完璧な極楽インフラによって、全盛期を遥かに超える超健康・超重装備となった武田軍。

歴史の悲劇(長篠の戦いでの壊滅)を完全に書き換えるため、スパイスの黒船(カレー南蛮)の活力を漲らせた猛者たちが、日ノ本を震撼させる大決戦の舞台へと突き進むのだった。

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