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『義妹、今日も家の中でサバイバルしてるんだけど』  作者: AQUARIUM【RIKUYA】
第八章:『大学生編になってもサバイバルしてるんですけど…』
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第73話『義妹、課題提出を“魔導試験の納品”と勘違いする』



(第八章:大学生編になってもサバイバルしてるんですけど…)


 


春学期、前半。

初めての本格的な課題提出が告げられた日――


教授:「次回までに、A4用紙2枚で“文化比較”についてレポートを書いてください」


→ その一言が、義妹の“脳内魔導演算”に火をつけた。


 


咲良:「つまりこれは、“知の結晶を魔導封印に収める試験”ってことだね……!」


悠真:「違う。普通にワードで打って、印刷して持ってくだけだから」


咲良:「お兄ちゃん。形式だけ真似してもダメ。**“提出には魂が必要”**なんだよ」


悠真:「どこのRPGだよ……」


 



■ 義妹、レポート作成に全力投球!


→ 書き始めから、すでにおかしい

•冒頭:「──これは、異なる世界の文化をつなぐ旅の記録である──」

•書式:縦書き・巻物風・パラフィン紙に印刷

•見出し:魔法陣風のマーク入り

•最後に封蝋ろう付き!


悠真:「ちょっと! 封印しちゃってるけど、教授どうやって読むの!?」


咲良:「“真に知を欲する者のみ、封印は解かれる”仕様にしてあるから」


悠真:「物理的に開けない仕様とかやめて!!」


 



■ 提出日当日――講義室


→ 周囲の学生が普通に紙レポートを机に出す中……


→ 義妹、カバンから巻物を取り出し、両手で高らかに掲げる


咲良:「これが、“文化間魔導史”の記録です!!」


教授:「……これは……すごい個性だね。まず開けるのが怖い」


→ 学生たち、ざわつく

→ リクト先輩(同じ授業を取っていた):「ふっ……やはり彼女は“選ばれし者”か」


 



■ 提出後の廊下で


悠真:「もう頼むから、今度から普通の形式で出して……お願い」


咲良:「でも、“型にとらわれないレポート”って、教授が言ってたし!」


悠真:「“常識を破っていい”とは言ってないと思うぞ!?」


 



■ その日の夜、自宅にて


→ 義妹、夕飯を食べながら


咲良:「あの教授、すごく困った顔してたけど……たぶん、読んだら世界が広がると思うの」


→ 悠真:「そう思ってるの、お前だけだと思うぞ……」


→ 咲良:「でもいいの。私は“記録者”だから。書くことで、“自分の世界”を築いていくんだよ」


→ 悠真、ふと笑って


「……それが、お前らしくていいと思うよ」


→ 咲良:「えっ、なにそれ……今の名言っぽい! メモしよ!」


 


(つづく)



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