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第67話『義妹、春休みを“古代遺跡の発掘期”に指定する』

 


卒業から数日。

進学先も決まり、少しだけ気が抜けた春の朝。


悠真:「よう、咲良。今日は何するんだ――って、おい待て、なんでスコップ持ってんだよ」


咲良:「今春、我が家にて――“古代遺跡の発掘期”が開幕しました!!」


悠真:「また物騒な春休みイベント始まってるなおい!」


 



 


■ 義妹が目をつけたのは――“家の物置”


→ 謎の地図(自作)を手に、段ボールとホコリにまみれた空間を“地下神殿”と命名


→ 手には“発掘用スコップ”、背中には“トレジャーバッグ”

→ 頭には……なぜか探検帽(100均)


咲良:「ここには、まだ誰も知らない兄の過去の秘宝が眠っている!」


悠真:「やめろ、その辺は本当に触れてほしくないやつだ!」


 


■ 発掘された“遺物”たち


① 小学校時代の絵日記:「ひみつきちがみつかった」

② 兄の中学時代のラブレターの下書き:「……ああああああっっ!!」

③ 咲良が幼稚園時代に描いた「おにいちゃんとけっこんするけいやくしょ」


→ 咲良:「あ、これ懐かしい~♡」

→ 悠真:「燃やすな!?あっ、おいマジで捨てるな!!」


 



 


■ 家族まで巻き込まれる“考古学プレイ”


→ 父「……これ俺の大学時代のバンド音源……」

→ 母「うわ、私の高校生の頃のポエム……やめて、開くな!!」


→ 結果:家族全員で過去に発掘ダメージを負う


 



 


■ 夜、リビングにて


咲良:「今日の発掘成果、まとめてみたよ」

→ “義妹考古学ノート”完成(中身:兄の黒歴史だらけ)


悠真:「これ、どこに保管される予定?」

咲良:「もちろん、“兄の部屋の祭壇”に……」

悠真:「断固拒否する!!!」


→ 最後は追いかけっこで終わる春休みの夜


 


咲良(ナレーション風):「人の記憶は、掘り起こせば物語になる。

 この春、私たちは“家の中”で――またひとつ、伝説を残したのだ……」


悠真:「勝手に締めるな!!」


 


(つづく)



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