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『義妹、今日も家の中でサバイバルしてるんだけど』  作者: AQUARIUM【RIKUYA】
第三章:『義妹、二学期でもやっぱりサバイバルしてくるんだけど』
38/135

第38話『義妹、修学旅行を“神殿探索ツアー”に変える』




 


秋晴れの朝、

俺たちの学校は2泊3日の修学旅行へと出発した。


行き先は京都・奈良。

世界遺産や歴史ある寺社仏閣、自然豊かな名所を巡る――


はずだった。


 


咲良:「お兄ちゃん、今回の旅は“神域探索クエスト・西の古代編”だよ!」


俺:「そうなる気はしてたけど、今回はもう諦めた方がいい気がしてきたわ……」


「だって! 京都って、“風属性の古代都市”じゃん!? 寺=神殿、鹿=魔法獣、湯=回復の泉!!」


「湯=回復の泉、だけちょっと分かるのが悔しい!」


 



 


【修学旅行・咲良式攻略ルール】


◎ 各名所を“遺跡”や“神殿”として捉え、

 “隠された宝(=御朱印・お守り・限定ソフトクリーム)”を探す

◎ 鹿せんべい → “魔法獣との親交アイテム”

◎ 旅館 → “パーティの休息地”&“夜間戦争(布団バトル)”の聖域


→ 咲良は全行程をファンタジー風の旅程表に改変済


 



 


1日目:奈良・東大寺

→ 咲良「この“大仏殿”、絶対“知恵の番人”が封印されてる場所だよ!」

→ 小田くん「柱の穴、通れる者が選ばれし者って言ってたけど……」

→ 咲良「そう! 通れる=“通過属性”! お兄ちゃん、行って!!」

→ 俺「ムリムリムリ! 物理的に通れんわ!!」


 


2日目:清水寺・二年坂

→ 咲良「この急な坂道、完全に“試練の参道”だね」

→ 速水レイ「階段を登るたびにMP(気力)削られてる気がする……」

→ 咲良「カフェで“魔力回復アイス(抹茶味)”食べよう!」

→ クラス女子「え、咲良ちゃんそれ可愛い名前すぎ」

→ 男子「俺も魔力回復したい」


→ 全体的に感染拡大中。


 



 


そして夜――

宿泊先の旅館。

夕食後、布団が敷かれると咲良が突然、起き上がり叫んだ。


 


「ここからは、**“布団タワー陣取り合戦・最終決戦”**だよ!!」


男子:「きたーーーーー!!」

女子:「ちょっとやってみたいかも!」

先生:「絶対に! 布団を重ねないように!!(怒鳴り声)」


→ でも10分後には、先生も“タワーの監視塔役”として参加していた。


→ 結果:風チーム(兄とレイ) vs 火チーム(咲良&小田くん)で白熱の攻防戦。


→ 枕投げ→布団ドミノ→「回復魔法だ!」→「全体攻撃〜!」などカオス展開へ突入。


 



 


深夜、廊下の静けさ。

咲良と二人、こっそり縁側に座って空を見上げた。


 


「お兄ちゃん。

 冒険ってさ、別に本当の戦いじゃなくても――

 こういう一瞬を“物語”にできるだけで、最高だよね」


「……お前の言うことってたまに名言風だけど、

 たいてい前後に布団ぶん投げてるからな?」


「えへへ。でも、来年も絶対行こうね、“冒険の旅”!」


 


こうして、義妹が命名した“修学旅行・神殿探索ツアー”は、

想像以上に生徒全員を巻き込みながら、熱狂のうちに幕を閉じた。


 


(つづく)



最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

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「続きが気になる!」と思った方は、ぜひ、見逃さないようブックマークを!

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