第39話『義妹、クリスマスを“氷雪ダンジョンの聖夜戦争”に変える(前編)』
12月、冷たい風が頬を刺す頃――
学校では、冬休み前のクリスマス交流会が企画されていた。
いつもどおりに見える教室。
でもその隅に、ひとりコートにマント、手作りの氷属性ステッキを構える少女がいた。
咲良:「お兄ちゃん……今日の任務、わかってるよね?」
「……いやもう何も聞いてないけど」
「今日は“氷雪ダンジョンの聖夜戦争”。サンタ(先生)からクリスマスアイテムを奪取し、
“プレゼントの封印”を解くのが目的だよ!」
「その“サンタ襲撃”って言い方、めちゃくちゃ物騒だからやめてくれ!!」
◇
【クリスマス交流会・義妹式イベント変換】
◎ 通常:ビンゴ大会 → 咲良流:“氷の封印札”でダンジョン解除チャレンジ
◎ 通常:プレゼント交換 → 咲良流:“宝箱型ボックス”で、罠解除して入手
◎ 通常:ケーキタイム → 咲良流:“魔力回復の聖なる供物”
さらに義妹、速水レイ、小田くん、美羽さんたちがすでに“氷属性チーム”を結成済。
他の班もノリで“炎属性(男子チーム)”や“風属性(図書委員組)”などになっていた。
咲良:「さあ、“氷の儀式”を始めよう!!」
→ 先生:「お前ら、校内で氷魔法とか言って水風船ぶつけるなーーー!!」
◇
後半、
クラス全体でのプレゼント交換タイムに突入。
咲良は自作の“雪の結晶”型封筒を開きながら、
「この封印……私への試練ってわけね……」
とか言って中から文房具セット出してた。
一方で俺は、
放課後――咲良の誕生日を兼ねてこっそり買っていた本革ペンケースを、こっそり渡す。
「えっ……お兄ちゃん……これ、ガチのやつじゃん……」
「クリスマスだからな。戦士には、いい装備が必要なんだろ?」
「やばい……超強化された気がする……今日、無敵かも……!」
顔を真っ赤にしてそう呟く妹の姿は、
どんな“魔法”よりも微笑ましかった。
◇
その夜。
咲良は日記帳に“氷雪クエスト、成功”と書きながら、
サンタ(父)への“迎撃トラップ”を仕掛けていた。
「お兄ちゃん、寝ないでね? 今夜は“聖夜襲撃イベント”があるから!」
「誰が寝るか……俺の身に何か起きる気しかしない……」
こうして、義妹にとっての聖夜の冒険はまだ終わらない。
(つづく)
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