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『義妹、今日も家の中でサバイバルしてるんだけど』  作者: AQUARIUM【RIKUYA】
第三章:『義妹、二学期でもやっぱりサバイバルしてくるんだけど』
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第36話『義妹、体育祭を“属性チームの頂上決戦”に変える』



 


ついに迎えた体育祭前日。

赤組と白組、2色のはちまきを配られ、教室はざわついていた。


「俺たち、白組かー」

「赤組にはあの足速い子いるから、ちょっと不利かもな~」


そんな中、ひときわ目立つ声が、隣の席から聞こえた。


 


咲良:「お兄ちゃん! 白組なんて言ってる場合じゃないよ!

 今年の体育祭は“属性チーム頂上決戦”だからね!!」


「……もうその言葉が“年中行事”になりつつあるの怖いんだけど」


「だって、これ“火・水・風・土”の四大属性チームに分かれて、

 それぞれの“スキル”で競う伝説の戦だよ!?」


「そんな設定どこにもない!!」


 



 


【咲良的・属性体育祭 分類ルール】


◎ 火属性チーム → 短距離・騎馬戦・爆発系テンション担当

◎ 水属性チーム → 綱引き・大玉送りなど“流れと協調”系競技

◎ 風属性チーム → 応援合戦・リレー・瞬発戦担当

◎ 土属性チーム → 借り物競走・障害物など“持久・耐久”担当


※ 勝手に全校生徒に属性ステッカーを配り始め、先生に没収される

※ でもなぜか「属性分け」文化がクラス内にじわじわ定着し始める


 



 


そして当日――

開会式直後、すでに“火チームの旗”を掲げて全力でポーズを決める咲良。


咲良:「我ら火属性チーム、勝利の紅き焔と成らん!」


俺:「やめろ! 体育祭の空気をRPGにするな!」


 


しかも――俺と速水レイは**“風属性チーム”**として、

義妹率いる火属性と対立するポジションに。


 


レイ:「……なんか、ガチで勝ちたくなってきた」


俺:「だな……そろそろ妹に一発、現実を教えてやらないと……!」


咲良:「ふふふ、我ら火の民の炎は、止まらないよ……!」


 



 


【競技1:騎馬戦(火vs風)】


咲良:「炎の陣形で突撃ー!!」

→ 突進力と奇策タオルでフェイントで咲良チーム大暴れ


俺&レイ:「風の回避行動で翻弄しろ!」

→ 敵の動きを先読みし、最終的に妹のハチマキを奪取


勝利:風属性チーム


咲良:「くっ……これは“風斬りの罠”……!」


俺:「いい加減、現実を受け入れろ!!」


 


【競技2:リレー】


・ラスト走者、咲良 vs レイ

→ 拮抗した走りの中、レイがゴール寸前で転倒!?

→ 咲良、助け起こして一緒にゴール(→周囲大歓声)


→ 結果:同着勝利扱い


 



 


閉会式後、みんなが笑顔で記念撮影するなか、

咲良が小さくつぶやいた。


「属性とか関係なく、みんなで全力で走るって、

 やっぱり一番カッコいいよね」


「……お前がそれ言うの、なんかズルいわ」


咲良:「でも、やっぱり“兄妹対決”は続けたいな。次は――学園祭、“ダンジョン屋台バトル編”だよ!!」


俺:「だから休ませてぇぇぇぇぇ!!」


 


こうして、義妹主導の“属性体育祭”は――

なんだかんだで、ちゃんと心に残る一日となった。


 


(つづく)



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