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『義妹、今日も家の中でサバイバルしてるんだけど』  作者: AQUARIUM【RIKUYA】
第三章:『義妹、二学期でもやっぱりサバイバルしてくるんだけど』
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第32話『義妹、席替えを“運命の転校生サバイバル”に変える』


 


二学期が始まって数日。

俺――篠原悠真は、教室で静かにプリントをまとめながら思っていた。


(あれ? もしかして、咲良のサバイバルも少し落ち着いた……?)


だが――

教卓に貼り出された“座席表シャッフル予告”を見た瞬間、そんな甘い幻想は粉砕された。


 


咲良:「お兄ちゃん、**席替えってつまり“運命のダイスロール”だよね!?」」


「いやただのランダム抽選だよな?」


「ちがうよ! 今日の席替えは、“運命を変えるサバイバルゲーム”なの!」


「もうお願いだから、学校のイベントに勝手に背景つけるのやめてくれ!!!」


 



 


【義妹脳内設定:席替えサバイバル】


◎ ルール:クラスの全員がくじを引いて新たな“運命の配置”へ

◎ ステージ1:“前後左右が誰になるか”で、生活の難易度が決まる(←ゲームのレベル分けっぽい)

◎ ステージ2:転校生(本当に今日来る)がボーナスキャラらしい

◎ ステージ3:席が黒板前の“特等席”になった者には“呪い”がかかる(義妹談)


 


案の定、咲良は――

隣の席になった男子・小田くん(人見知り)にこう言い放っていた。


「君は今日から、私の**サバイバル仲間パーティメンバー**だからね!」


小田:「え……? なにその設定……」


 


そして――事件は起きた。

本当に転校生がやってきたのだ。


先生:「紹介します。今日からこのクラスに入る、速水レイくんです」


レイ:「……よろしく」


クール系男子、ゲーム強そう、身長高め――

女子のテンション↑↑↑


そして咲良は――目を輝かせていた。


「……きた。“風属性の旅人キャラ”だ……!」


俺:「ちょっと待て、義妹!!」


 



 


その後、謎に速水レイを巻き込み、


・“席替え後の相性チェックバトル”(←ただの自己紹介ゲーム)

・“机の裏に貼られた属性シール”(咲良が勝手に貼った)

・“昼休みのパーティ強化作戦”(←班ごとの掃除の打ち合わせ)


……すべてが、咲良の冒険脳によって構築されていった。


 


だが――

意外なことに、クラスメイトたちは


「咲良ちゃんのって、ちょっと面白いよな」

「なんか最近、学校来るの楽しくなった」

「速水くん、けっこうノリいいよな」


と、徐々に義妹のサバイバルが“学校の空気”に浸透していく。


 



 


帰り道、

咲良が俺に言った。


「ねぇ、学校って、ただの場所じゃなくてさ……

 みんなで“冒険”できる場所にした方が、絶対楽しいよね」


俺:「……それを先生に言ったら、胃薬飲むと思うぞ」


でも、確かに。

義妹のせいで賑やかになった教室――悪くはなかった。


 


(つづく)



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