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『義妹、今日も家の中でサバイバルしてるんだけど』  作者: AQUARIUM【RIKUYA】
第三章:『義妹、二学期でもやっぱりサバイバルしてくるんだけど』
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第31話『義妹、二学期初日に登校バトルロワイヤルを始める』


 


9月1日――

新学期初日。

俺――篠原悠真は、目覚ましの音より早く目を覚ました。

時計を見る。朝6時半。


(今日は……きっと静かな1日になるはずだ……)


そう思った自分を、ぶん殴りたい。


 


なぜなら、階段を降りた瞬間。

玄関前に――

“登校装備フルセット”を身に着けた義妹・篠原咲良が立っていたからだ。


 


「お兄ちゃん、おはよう! 今日から“通学ダンジョン・二学期編”スタートだよ!」


「お前、ランドセルに水筒2本と双眼鏡って、どこの冒険家だよ!!」


「今日は“登校途中に待ち受ける影の怪人(=先生)から逃げつつ、先に学校にたどり着いた方が勝ち”ってルールだから!」


「それ普通に遅刻するやつだよね!?」


 



 


【登校ダンジョン・ルール(義妹脳内)】


◎ ミッション①:いつもより5分早く家を出発せよ

◎ ミッション②:指定の路地を3つ経由(=ショートカットという名の遠回り)

◎ ミッション③:ライバル(=兄)より早く校門を通過せよ

※ 失敗したら“消しゴム没収”という謎ペナルティあり


 


そして、母まで


「咲良、行ってらっしゃい! ……あ、悠真。負けたら妹におやつ分けてあげてね」


と“全面協力モード”で見送ってきた。


 



 


結局、俺も荷物を背負い、

咲良と並んで朝の住宅街に飛び出した。


・近道のはずがネコに塞がれて遠回り

・近所の子どもに「咲良ちゃん、また何かやってるの?」と絡まれ足止め

・学校手前で咲良が「ここがラストゾーン!」とか言いながらスプリント


 


そして――


「ゴール!!!」


俺:「くっ……数歩差で……っ!」


咲良:「ふふん、登校バトル、妹の勝利だね♪」


俺:「俺、朝から何してんの……?」


 



 


だが教室に入ると、

咲良は真顔で俺の耳元に囁いた。


「ねぇお兄ちゃん。明日は“忘れ物をしたら即罰ゲームダンジョン”だよ」


「……また始まるのか、サバイバル生活……」


 


こうして、二学期の初日から――

俺の平和な日常は、当然のように崩壊した。


 


(つづく)



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