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『義妹、今日も家の中でサバイバルしてるんだけど』  作者: AQUARIUM【RIKUYA】
第二章:『夏休みサバイバル編』
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第30話『義妹、夏休みの宿題を“ラストクエスト”に変える』



 


8月31日。

夏の終わり。蝉の声も、どこか儚い。


俺――篠原悠真は、自室の机に積み重なったプリントと睨み合っていた。


「よし……今日こそ、全部終わらせる……」


その決意を破壊したのは、もちろんあの声だった。


 


「お兄ちゃーん! ラストクエスト、発動だよ!!」


「やっぱり来たかあぁぁぁ!!!!」


義妹・篠原咲良、夏の終わりにも全力全開。


「残った宿題は、ラストボス。“時間の亡霊”との戦いなんだよ!」


「違う! 単に、お前がやってなかっただけだろ!!!」


 



 


【ラストクエスト・宿題サバイバル最終章】


◎ ステージ1:国語の読書感想文 → タイトル:『兄と歩いた、サバイバルな夏』

◎ ステージ2:算数のプリント → 解くごとに“HP”回復シールを貼る仕様

◎ ステージ3:絵日記 → 各ページに“敵モンスター(兄)”が登場するファンタジー形式

◎ ファイナルステージ:提出物チェック → 母がラスボス(超厳しい)


 


俺:「なんで俺、絵日記の敵役になってんの……?」


咲良:「だって、ずっと私の邪魔してたじゃん♪」


「俺はむしろ命がけで付き合ってた側なんだけど!!!」


 



 


それでも、部屋に宿題を広げて

無言で並んでプリントを片づけていく兄妹。


たまに


・「この漢字、こんな字だっけ?」

・「算数って“直感”でいけるよね?」

・「先生って、こういうの許してくれるタイプだったっけ?」


と、脳内会議を重ねながら――


ついに、ラストプリントにたどり着く。


咲良:「……できた!」


俺:「……終わった……」


 



 


その瞬間、咲良が静かに手を挙げた。


「ラストクエスト、ミッションクリア。ありがとう、パートナー」


「……なんか、締め方だけカッコいいの腹立つわ」


でもまあ――どこか、少しだけ名残惜しい気持ちもあった。


 



 


夜。

風鈴の音が涼しく響く中、咲良がぽつりとつぶやく。


「ねぇ、お兄ちゃん。

 次の夏も、また一緒にサバイバルしてくれる?」


「……やるとは言ってねぇけど」


「じゃあ、今から来年のクエスト設計始めよっか!」


「やめろおおおおお!!!」


 


こうして、

義妹と過ごした“最も騒がしい夏休み”は幕を閉じた。


だが、兄には確信があった。

来年も、その先も――この妹がいる限り、平穏などない。


 


(つづく…?)



最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!


もしこの物語を少しでも「面白い!」と感じていただけたなら——

ブックマーク & 評価★5 をぜひお願いいたします!


その一つひとつが、物語を紡ぎ続ける大きな力になります。

皆さまの応援があってこそ、物語の世界は広がっていきます。


そして、

「続きが気になる!」

「次はどうなるの?」

そう思っていただけた方は、ぜひ ブックマークをお忘れなく!

更新の見逃し防止にもなります!


ありがたいことに、

『義妹、今日も家の中でサバイバルしてるんだけど』は、

総合評価やリアクションも少しずつ上昇中です。嬉しいです。

その後押しを受けて、次章(第3章)へ突入したいと思います!


感想やレビューへのコメントも大歓迎です。

あなたの言葉が、この作品の“次”を動かす原動力になります。


これからも、応援よろしくお願いいたします!


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