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『義妹、今日も家の中でサバイバルしてるんだけど』  作者: AQUARIUM【RIKUYA】
第二章:『夏休みサバイバル編』
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第25話『義妹、旅館の朝食を“究極の食材争奪バトル”に変える』



 


最終日の朝。

旅館の朝食会場に入った瞬間、俺――篠原悠真は悟った。


(ああ……今日も、戦いが始まる……)


なぜなら、席に着くなり義妹・篠原咲良がこう宣言したのだ。


「お兄ちゃん、今日の朝食は“究極の食材争奪バトル”だから!」


「……朝ぐらい、静かに食わせろ」


「ダメ! 朝は一日の始まり。つまり、最初に勝った者がその日を制する!」


どんな理論だよ。


 



 


【朝食バトル・ルール】


① ごはん、お味噌汁、焼き魚、小鉢類は通常配布

② だが“玉子焼き・焼き海苔・明太子”の3点だけは限定数量!

③ ジャンケン or 知識勝負で勝ち取ること!


 


父:「玉子焼き、1個……」


母:「明太子は私の分、取っておいてね」


俺:「え、親まで参加すんの!?」


咲良:「旅館サバイバル、最終決戦編だよ♪」


もうこの家族、全員サバイバル脳じゃねぇか……。


 



 


第一ステージ:ジャンケンバトル(玉子焼き争奪戦)

→ 俺、1回戦敗退


第二ステージ:早押し常識クイズ(焼き海苔)

咲良:「“納豆に含まれる発酵菌の名前は?”」

俺:「……知らねぇ!!」


第三ステージ:お箸を使った器用さ勝負(明太子)

→ 父、異様にうまくて全勝


 



 


俺:「……何も取れなかった……」


咲良:「お兄ちゃんには“おかわり自由のごはん”があるよ!」


優しさゼロのフォローありがとう。


 



 


だが、食後。

咲良がそっと俺の皿に、

自分の玉子焼きを1切れ、そっと置いた。


「ありがとう、お兄ちゃん。

 旅館ダンジョン、付き合ってくれて」


「……そういうの、ずるいんだよ」


でも俺は、黙ってその玉子焼きを食べた。


 



 


こうして、

義妹による“旅館編ラスダン”は終了した。


――だが俺は知っている。

帰ったら、今度は“自宅ダンジョン夏休み編”が始まるのだと。


 


(つづく)



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