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『義妹、今日も家の中でサバイバルしてるんだけど』  作者: AQUARIUM【RIKUYA】
第二章:『夏休みサバイバル編』
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第22話『義妹、川遊びをリアル水中サバイバルに変える』



 


朝――

旅館の朝食を終えた俺は、川辺に着いた瞬間から違和感を覚えていた。


「なんで、川辺にロープ張ってあるんだ……?」


「それは“水流の試練ゾーン”だからだよ、お兄ちゃん!」


案の定、義妹・咲良は今日も絶好調だった。


「今日は“川エリア・水の洞窟ダンジョン”だよ!」


「だから普通に水切りでもして遊べばよくない!?」


「甘いよ、お兄ちゃん。自然こそ最大のフィールドなんだから!」


この夏、俺が一度でも“普通”に遊べる日は来るのか――?


 



 


義妹が用意した、川サバイバルルールは以下のとおり。


【MISSION】

① 川に浮かぶ“聖なる宝玉(=水風船)”を回収せよ

② 流木ゾーンを飛び越えて進め(※安全ロープ付き)

③ 指定の岩に貼られた“水の紋章(手作りシール)”を3つ見つけ出す

※ミッション未達成者には「ずぶ濡れの刑」


 


俺:「誰が許可したんだこの川辺全体のレイアウト!?」


咲良:「自然と調和しながら罠を仕掛けるのが、冒険者の腕の見せ所だよ♪」


……ほんとに何者なんだお前。


 



 


その後、


・流れる水風船を本気で追いかけ

・バランスを崩して片足びしょ濡れになり

・木陰の岩にくっついた“紋章シール”を必死に剥がし


最終的に、俺はなんとかミッションをクリア。


咲良:「さすが、お兄ちゃん! 今日は“水の勇者”だね!」


俺:「もう帰って風呂入りたい……」


 



 


しかし、試練は終わらなかった。


咲良:「ちなみに午後は“BBQサバイバル”ね!」


俺:「焼くだけにしてくれぇぇぇぇ!!」


どうやら、火属性ダンジョン(バーベキュー編)も待っているらしい。


 


こうして、夏の川遊びもまた、サバイバルで終わった。


そして俺の夏の体力ゲージは、

もうそろそろ限界に近い。


 


(つづく)



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