キャラクリしてたら異世界に飛ばされた件について。 ～僕が作って来たキャラクター達が異世界で最強でした。加えて僕が持っている【創造】の力も万能すぎて困ってます～

本格的キャラクタークリエイトゲーム、【クリエーションキャラクター】
藤林創太は何カ月もかけて自分の納得のいくまで理想を突き詰めキャラを一体作り出す。
容姿を作れば次は設定、設定の次は武器のモデリング。武器を作ればそのキャラの戦闘スタイルなど。
とことん深い所まで一切の妥協を許さずに愛情込めてキャラクターを創造する。
いつものようにゲームを起動し、制作途中のキャラクターをエディットした創太。
ほぼ大詰めの作業だったため、その日でそのキャラクターの制作は終了した。作業が一段落したソウタはふとメールを確認する。

【助けて】

この一件のメールが、ソウタを異世界へと誘う鍵となった。

――そして転移後、何故か自分が良く知る見慣れたキャラクターが彼の目の前に立っていた。

「まさかここは……僕が作ったキャラクターが存在する世界！？」

斯くして創太の異世界での冒険が始まった。

これはキャラクリを愛してやまなかった男性の欲望が詰まりに詰まったキャラクター達とお届けする異世界ファンタジー。