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28 デジャヴ

 プロピレングリコールによる粘り気ができるという性質を元に、犯人を特定したレイレイ。早速、犯人である女官・グーエンになぜ殺害を犯したのかと問いただそうとするレイレイだったが――、


 どういうことだ?? グーエンはなにやらまだ何か隠し事をしている様子だった。冷や汗をかき、目が泳いでいる。レイレイは困惑した。コウリン妃もまた、ヤツの不自然な容姿に戸惑っているよう。


 刹那、グーエンは何かをポッケから差し出す。


 ――って、この展開、なんかデジャヴじゃね?? と、レイレイは思った。いや、ガチで、だ。詳しくは八話をもう一度読み直して見て欲しい。って、今はそんなことを言っている場合じゃないっ!!


「やめろっ!! グーエン、死ぬなっ!!! 卑怯者っ!!!」

「『あの方』に報いるため、私は今ここで命を絶たなきゃならぬのだっ!!!」


 って、マジかよっ!! グーエン、隠し持っていたケシの実によって自害。彼女から女官殺しの動機について聞き出すことができなかった。って、これじゃあさ――、


「ったく…なんだったんだよ…」


 ショックで倒れ込むレイレイ。そりゃまあ、そうなるわな。これじゃ、この間の手習い所の事件と同じだ。また犯人から何も聞き出すことができなかった。あまりにも胸糞だ。


「うわあああああああああああああああああああああああれああああああああああああっ!!!!!!」


 レイレイ、ついに正気を失う。

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