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カノン  作者: 月島 真昼
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4/8

幕間

 


 夕食のあと買い物についてくるように言われてカノンは母親と家を出た。車に乗って十分程度のところにあるスーパーに行く。翌日以降のための雑多な食品や生活用品を籠にいれて一通り店内を見回ったあとで、幼稚園児くらいの子供が一人でべそをかいているのを見つける。カノンの母親はまわりを見渡し、誰もが子供に気づきながら無関心であることを認めると短い舌打ちを一つした。

 子供に近づいていき、やさしい声音で話しかけ、手を引いて歩きだした。

 サービスカウンターにつれていき、店員に任せる。カノンと母親は買い物に戻る。少しして店内放送が流れて、母親らしき女がカウンターのほうへ駆け寄っていくのとすれ違った。カノンは意外に思った。


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