表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
赤翼物語  作者: ヤタガラス
41/42

本気のぶつかり合い

私生活が忙しい

機体の推力を全力で使いハリボテ都市の中を駆け回る、しっかしほんと広いなここ!土地何kmあるんだ。

『接近する熱源多数』

「ミサイルの熱源はこんなに大きくない、デコイか?いや」

デコイにしては動きが速い、AR-14のオプションに対艦装備はあるが演習、模擬戦で許可が降りるとは思えない。使えるミサイルと言えば手持ちランチャー型のATM(対戦車ミサイル)と低威力のマイクロミサイルぐらい。そうか。

「デコイにミサイルを埋め込んだのか」

弾頭を抜いて放出したデコイにくっ付けたのか、昔のバルーンタイプのデコイとは違い粒子の塊で出来たデコイなら精密な作りができ一目では区別がつかず水素や窒素で膨らみレーダーに乗らないバルーンタイプより粒子型はより高性能な為デコイの主流になっている。

「けどなんとまぁ丁寧な事をするなぁ」

『デコイと機体の判別が完了しました、ディスプレイとレーダーに載せますので随時確認を』

「よくやった!」

相手はどうやらもうこちらの後ろにいるらしい、なんで?

「いつの間に!」

後ろにあった建物を崩しながら強襲を仕掛けてきた。とっさに機体を捻らせ左腕の盾を構えたが体勢が甘く防ぎきれず盾を弾き飛ばされた。

マシンガンで反撃に出たが避けられ盾を飛ばしたように武器を潰しに来た、こちらは頭部ガトリング砲で相手の機体に残っているミサイルポットに撃ち込み誘爆させ体勢を崩させすぐさま実体剣を叩き込んだ。

直撃はさせたが浅かったのか動くに変化は無い、丈夫だなぁAR-14。足部のスラスターを使いホバーでこちらの後ろへ回り込もうとするが動けるうちに急いで距離を取る、建物を倒壊させ都市から脱出だ。

残ってる武装は、頭部ガトリングは弾数少ない、マシンガンは盾にマガジンを入れていたから替えが手持ちにない。残るは実体剣2本か。なんでこうも射撃兵装だけすぐに無くなるんだ?

「さっきの交戦で持ってる武装は分かったか?」

『マシンガンにショットガン、スパークランスがありました。一番危険なのはスパークランスです、しかも放電槍を飛ばせるC型です』

対獣戦闘で使われアンノウンに効果が見込めると配備されていた電撃兵器とマリー好みのショットガンか。

電撃兵器はこいつならパイロットは無事だが電装に少なからずダメージが入るから食らってはダメだ、散弾は対装甲弾じゃ無いのを祈ろう。多分ないと思うが。

都市から離れ遮蔽物が少ない所まで来れたが追ってくるか。

「接近戦はリスキーだが射撃は武器が無い、やるしかない!」

ハリボテ都市の道路はそこまでやる手間は掛けてないらしく不整地のままだ、コンクリートで固められていたら面倒だったが良かった。土煙を作り相手の視界を封じる、相手はかなりの近づいていたがどうにか追いかけっこは終わらせられた。

「足にエネルギーを回せ!」

スラスターの勢いを込めた鋭い蹴りを背中に叩き込み上空への道を潰す。強力な馬力と脚部のスラスターだけで浮遊可能なこいつなら威力はあると思ったが予想以上だった。

「畳み掛ける!」

体勢を崩した所に実体剣で腕を狙ったが当然反撃は来る、散弾の銃口がメインカメラに映り込んだと思う暇もなくぶっぱなされた。頭部損壊、それで止まれるかよ。

銃を構えてた腕に突きを当てそのまま脇へ剣を打ち込む、手応えは十分、ここでサブカメラが起動し視界の確保ができるようになった。倒れたが直ぐにたち直した要だ、結構な衝撃だが平気なんだな。

『あちらから通信が来てますがどうします?あ、勝手に開けられました!』

「なんでこんな時に、てかセキュリティ…」

『中々の一撃でしたね、タカミヤ君』

「こっちは全力でやってんだ、軽かったらもう一撃叩き込んでる」

曲がった剣を放り投げ代えの剣を構えた。

『結構口調が変わるんですね』

「戦ってりゃな、でこれは時間稼ぎか?」

『察しが良いですね』

どうやらさっきの突きで右腕の駆動系をやったらしくマリーは機体の右腕を排出した、動かないパーツはデットウェイトになるから外したか。整備用のプログラム弄ったなありゃ、マジか。

「リミッター外したなありゃ」

機体のスラスターや整備ハッチの隙間から青白い粒子が漏れてら、手負いにそこまでやるなんてヒデェ奴だ。

『許可は取っていますので』

それは聞いてないぞ、と言うか模擬戦で機体のリミッター外させるとか何だよ。

左腕に持っているスパークランスヤバイ事になってんですけど、耐えられるかコイツで。

「まぁ受けない方が良いよな」

流石リミッターを外しているから初動が速い、だが速すぎて制御が効いてないな。すぐに慣れるだろうから早くけりを着けなきゃ此方が負ける。

「受けはしない、回避は相手に操縦に慣れ始める」

スパークランスを剣で鍔迫り合いになったが攻撃が激しい、防ぐので精一杯だ。それに片腕であそこまでやれるのか、シャルルの妹なだけもある。

踏み込んできた足を踏み動きを押さえランスの勢いを削り剣で受け流し左ストレートをコックピットへ打ち込む。

ダウンしたところにすかさずマウント取りコックピットへ剣を突きつけた。



曲がった実体剣を投げ捨てたのは当てづらくなるのと耐久がなくなってきたと判断されたから、まぁ少し曲がった程度じゃまだ使えるから念のために変えたのかもね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ