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赤翼物語  作者: ヤタガラス
25/42

訳がわからないよ

まだ忙しいけど出せる内に出しとく

「これでわかりました」

「なにがだよ」

いきなり何が分かったんだよ。

「貴方に姉さんをまかせられそうです」

「どこでそんな話になったんだ」

それより疲れたし日も沈んで来たから帰宅の準備をしたいんだが。

「カロス、私は一人で大丈夫だよ?」

「姉さんはかなりの頻度で一人になって連絡を寄越さないですか、実家からの護衛用の機械人形すら退いて一人で行動しますし」

「だってあれしつこいですし…」

「一人でうろつくからでしょう!」

ウィルソン姉妹が言い争ってるしその隙に帰るか。

「どこ行くつもりですか?」

「まだ終わっていませんよ」

「だからって実銃で脅すって事はないだろ!」

足元に撃たれて反射的に跳ねちまったよ、あぶねぇよ。

「で俺はどうすんだよ」

全く話が見えてこないぞ。

「取り敢えず連絡先をくれますか?何か予定があるのでしょう?」

「特にない、強いて言えばペットの世話ぐらいだが」

「では詳しい話は後日で、日も落ちてきましたし」

「そうしてくれ、いきなり出来事が多いから処理が追いつかん」

そうしてウィルソン姉妹の元を離れた。


「スーツと装備は職員に返したし後は無いな」

久しぶりに実物で練習したから疲れが出てきた、馴れなきゃいけないしだらけてはいられない。

「バイクもそろそろ治ってるだろうし見に行くか」

この星はある程度開拓されているとは言えまだ交通機関が多くないからな、細かい移動にはそれなりの足がいる。

「定期便は…次はあとちょっとか」

「タカミヤが定期便使うなんて珍しいな」

「最近バイクをやられてな、来るまで待たなきゃいけないから面倒だよこれ」

話しかけてきたのはスズキだ、今日は来てたのか。

「それは気の毒だね」

「まぁたまにはこんなのもいいかな」

「気楽だね」

「そうか?」

たまに言われるがそうとは思わないんだがなぁ。

「定期便が来たよ」

「よし、乗るか」

定期便はよくある四輪の長い車両、詰まるところバスだ。まぁ場所が場所だから装甲化されているし武装もある。

「スズキも同じ場所か?」

「いや、少し前に降りるから違うね」

「えーと、ガレリアの工房の前は…」

「グレイタウンだね」

ガレリアの工房は街の端にある。グレイタウンはこの惑星の一番栄えている都市だ、無いものもあるがここに来れば一通りの物が集まる為物資で困ったらここに来れば良いと言われている。

「何かあるのか?」

「新しく入る学業の参考書だね、君も勉強に力を入れたらどうだ?」

「勉強はなぁ…」

正直言って苦手だ、体動かす方が楽だし。

「学も必要だからね」

「わかってるけどなぁ…」

「けどどうやってARの操縦や航空機の操縦を覚えた?」

「ARは家にマニュアルがあったし中等学校の頃に軍事訓練に参加したからな、中等に入る前にはARの免許は取ったな」

「その年で取ったのかすごいな、俺はここに来てようやくだよ」

「それでも軍事用ARの免許は中等に入ってしばらくしてからだからなぁ」

「確かリベントの学校は選択で軍事訓練くけれるんだっけ」

「龍州国には無いからな、初めは驚いたよ」

リベント公国は国土が広くそれに伴い大型生物の生息数が多くそれに対応するために国が行っている政策だ。

「けど最近は軍事訓練を取り入れようとしてるみたいだぞ」

「あの国が?野党や一部の奴等が黙ってないだろうに」

「二次大戦は何年前だって話はだしそろそろ変わる時代だって首相が言ってたから多分行けんるんじゃないかな、支持率は高かったはずだし」

「そうなんだ」

「タカミヤは確か幼少期にリベントに移住してそのままリベントの国籍になったんだよな」

「親父達がリベント軍の軍人だからな、産まれた場所は龍州だけど育ちはリベントだ」

ほんと小さい頃に移住したから当時の龍州の事はなんも知らないんだがな。


「着いたようだね、それじゃ」

「おう、お目当ての物を手に入れろよ」

「そっちこそ、今度はバイクを壊すなよ」

バイクは俺の事故じゃないがな。

「それじゃ」

スズキとは離れガレリアの工房までバスで移動した。

「ここで降りて、と」

しばらくして近くのバス停で降りた。外はもう暗いがここは街に近いから原生生物はいないはず。

「今の時期だと本星は春に差し掛かる頃か」

こっちだと暑さが弱まってきた所でだからやっぱりここが別の星だと言うことを思い出す。

「ここだな」

徒歩は初めてこの星に来たとき以来か、初めは広くて交通機関が不便過ぎてびっくりしたな。

「ガレリアいますか?」

「丁度いるぞ、バイクの回収か?」

「はい」

いつもの場所だろうと施設に入って行く。

「ガレリア?」

「おぉ来たのかバイクの回収だよな、もうできてるぞ」

「ありがとうな」

「良いってことよ、これをやった相手はあの白い奴だろ?」

「何であいつは俺に固執するんだ」

ほんと何でだろうな。

「ホイール本体に銃弾が入ってたからホイールごとタイヤを交換、あとは細かい場所のメンテもしといたぞ。家事ロボットのメンテはやらずにこっちのメンテはやるんだな」

「うごっ…」

言われてしまった、おっしゃる通りです。

「クオンだっけな、そっちの方の相手もしとけと」

「はい…」



俺、この用事が終わったら上手いラーメン食いに行くんだ…

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