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香港からの旅立ち

香港編は、ここでお仕舞いです

明日からは、時間をりんが香港に着いた3年前に巻き戻して

蝦夷地のその間の変化を、描きます

りんが、香港をさる日が来た。

港には、ショーンんと張・楊・李、そして明鈴が見送りに来ていた

実は明鈴は、密航を企てていた

とは言え、まだ子供の事

りんの乗る船の荷物に紛れ込む

と言う、大雑把な物だった


りんが、ショーン達4人と、別れを交わす間に

こっそりと、明鈴はりん達から離れた

隠れる荷物の目星はついていた


りんが、明鈴のいないことに気付いた

「明鈴がいない…」


すぐに動いたのは、張だった

手練れの護衛である彼は、どんな時でも周りの動きに神経を張っていた

「こっちの方に向かったはずです。」


そこには、船に積まれる予定の荷物が積まれていた


まさか、誘拐では

りんの顔が青ざめた


張が言った

「李、お嬢様から離れるな。」

「楊、俺と一緒に来い。」


二人は荷物の山に、近付いた


その時、一つの箱の蓋がほんの少し開いた

それを見逃す、張ではなかった


箱に近づき、周りを確認して蓋を開けた

中には、明鈴が潜んでいた


楊が明鈴に、話かけた

「明鈴、誰かに攫われたのか?」


二人の真剣な顔を見て、明鈴は泣き出した

「ごめんなさい、どうしてもお嬢様についていきたかったの。」


張と楊は顔を見合わた

二人とも、呆れるしかなかった


りん達に向かって、手を挙げてこっちに来いと合図した


明鈴を見つけて、りんは彼女を抱きしめた

明鈴は、泣くばかりだった


楊が、明鈴の企みを説明した


明鈴は、りんに怒られると思った


しかし、りんは

「困った子ね。」


りんは、明鈴の目を見ながら話した


「あなたにも、お手紙を書くから。」

「自分のお金で、ちゃんと来られるようになったら、訪ねてきなさい。」

「皆んなに、迷惑をかけちゃ駄目よ。」


明鈴は、泣きながら頷くのだった


明鈴は、船が出航するまで楊と李に腕を掴まれたまま見送った


屋敷への帰り道、張達3人にたっぷりと叱られる事になった

この四人が、りんに再会できるまでは少し時間がかかる事になる


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