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これまでのまとめ

登場人物が増え、時代も進んできたので、一回まとめます

だいぶ長くなったので、まとめました

使い捨てキャラもいますが、ほとんど活動中の人物です


徳内村繁盛記から、北海共和国前史に登場する人物と事件


歴史改変


通商関係


国内航路

高田屋嘉兵衛による定期航路開発

当初、箱館、江差、小樽から始まる

野辺地が定期航路に加わる


酒田との定期航路開始


八戸より、定期航路に準じた運用が始まる

(これにより、東回り航路との通称も盛んになる)



文化の薪炭供与令の厳格化

供与する港を限定する

→箱館・小樽

供与を指定された港以外で供与した場合、処断される

供与するものは、薪炭・食料に限定する

指定した港では、商人側の責任者を置く

責任者は、供与した薪炭・食料の明細と受け取り金額を申告する

受け取り金には、運上が付与される

薪炭供与令の厳格化と言いながら、箱館と小樽が実質商品限定の開港となった

交易以外にも、寄港地として外国船の利用が起きる

小樽・箱館では船長、経理、烹炊長の上陸が黙認され始める(行動範囲の規制・監視付)


限定開港の影響は、香港、台北、ジャカルタから上海までネットワークが広がっている


蝦夷地内の発展

釧路で炭田採掘が始まる


小樽に問屋組合成立、行商人の鑑札、為替の発行を始める


石狩炭田が発見され、採炭準備が始まる


徳内が、アイヌ慰撫担当として、道東、道北の探検調査を始める


石狩川河口、江別の河岸湊が整備される


石狩川水系の調査が始まる


小樽の問屋組合、行商人の鑑札、為替の発行を始める

小型四輪馬車の開発により、行商人が増える

行商人は、主に小樽の問屋組合の鑑札を持ち、各地を回る

箱館、小樽以外にも手形交換所ができ、蝦夷地内の商人間の取引は為替中心になる


釧路を中心とした道東の開発が始まる

煉瓦工場が、釧路にも建てられる


内陸への街道整備が、始まる


政治的動き


松前藩取潰しと徳内の慰撫政策により、史実よりアイヌの人口は増えている(特に石狩地方)


徳内村関係の人物


最上徳内

実在の最上徳内にインスパイアされた人物

田沼意次時代の、幕府の第一次蝦夷地探検隊の参加者

松平定信により、形だけの幕府御用として蝦夷地に開拓村を築く

半分処払いの御用だが、開拓村のリーダーとして村を成長させていく

限定開港に伴う、ドタバタに巻き込まれる

蝦夷地のアイヌ慰撫担当に任命される


網走周辺に住む、ウィルタ(オロッコ)の存在を確認する

アイヌやウィルタを通じてロシアの物品がはいっている事を再確認する


最上ふで

徳内の妻

野辺地にあった島本屋(現在は箱館に本店を移している)の娘

一時期学者として滞在していた徳内と、両親が娶せた

かなり歳の差はあるが、商家育ちで肝が座っている

徳内の手綱を取れる、唯一の人間

島本屋の当主、和衛門の妹


滝川先生

学識だけなら、当代有数の学者

ヨーロッパであれば博物学者と呼ばれるような、多方面に学識がある

蘭語の読み書き、簡単な会話が可能

英語は、蘭英辞書を使っての独学、読み書きはできるが会話はできない

限定開港に伴う、ドタバタに巻き込まれる


りん(最上りん)

長崎出島で、異国の商人と日本人の辰との間に生まれた娘

異人が帰国した後、辰を妾にした長崎の商人に疎まれ、大月良庵に奉公に出される

不憫に思っていた良庵は、蘭語を教えるなど大切に育てていた

箱館の商人が、蘭語の分かる人間を探していると言う話を聞き、自ら箱館行きを決意する

箱館の商人島本屋で一時期過ごしていたが、奇異の目に晒された

アイヌとの共存を図っている徳内村の方が、この子にとっても良かろうと妹のふでに託された

徳内村の皆に囲まれて、初めて安息の地を得る

自らの出自と対決するために長崎に向かう前夜

自ら乞うて、徳内夫婦の養子になる

蘭語の読み書きと簡単な会話、英語の読み書きができる

英会話は、長崎、香港に滞在する時習得する

髪と目はとび色、和服を着ていると日本人、ドレスを着ると西洋人に見える

限定開港に伴い、香港に出国

香港の王大人、ショーンのフィツジェラルド商会、日本の利害調整

制度確立のための仕事を始める

香港では、日本人である事を隠すためリン・フィツジェラルドと名乗っている

複式帳簿、インボイスなどの近代的商業制度の知識と吸収している

本人に自覚は無いが、香港を中心とした交易の重要人物になっている


酒井一之進(幼名一馬)

大身の旗本の次男として生まれる

兄が優秀なため、後継は無いと感じ若い頃は武芸に明け暮れていた

中ば厄介払いで、徳内達と合流した

過酷な経験と徳内達の教えにより、文武両道と言っても良い人物になる

それを聞きつけた両親が、江戸に連れ帰り同じく名門旗本の娘と娶せ分家を作った

徳内と蝦夷地が忘れられず、蝦夷地の代官職という引き受け手のない役に自ら手を挙げた

そのため、形式上は徳内の上司になる

小樽港の限定開港に伴う改修

石狩炭田発見に伴う石狩川河口および、河岸の改修に奔走

担当範囲の拡大に伴い、松前藩の旧臣を傭人として雇う事を決める

その際、徳内、青島、滝川先生と採用条件と制度をつくった



酒井ゆい

一之進の妻

実家の禄高は大きいとはいえないが、名門の旗本の娘

所作や教養は折り紙つき

ややきつい性格だが、芯は優しい

りんに、所作と薙刀を教える


酒井和馬

一之進とゆいの息子

武の道で身を立てたいと密かに思っている

玄武館で剣の修行中

学問は、江川英龍の教えを受けている


青島知乃信

元々は、箱館奉行所勤務の御家人

徳内村の目付役として送り込まれた

理詰めの性格が、上役から嫌われた模様

しかし、徳内村ではその実務能力が開花する

結果として、徳内の片腕役となる

その後、責任者が逃亡した石狩開拓村の差配を押しつけられる

石狩開拓村では、徳内のやり方(後に徳内仕法と名付けられる)を踏襲して、軌道に乗せる

江別の粘土を使った、煉瓦製造も軌道に乗せた

小樽港の限定開港に伴う改修

石狩炭田発見に伴う石狩川河口および、河岸の改修に奔走

更に、徳内の昇進に伴って徳内村の差配も命じられる

限定開港時のドタバタが済んだかと思ったら、石狩炭田開発の仕事が降りかかる



越後屋すみ

箱館の廻船問屋、越後屋の娘

徳内村開拓時の道案内をする

その後徳内村に居住

男まさりの性格でややいき遅れ気味だったが、アイヌの族長の息子シノッと結婚した




箱館関連の人物


島本屋和右衛門

島本屋の当主

野辺地の老舗ではあるが中堅であった島本屋を、箱館有数の問屋に育て上げた

島本屋の伝統に基づき、若い頃は自ら船頭を務めた経験もある

本店の箱館移転を決断したのも彼

向学心も高く、知識量は廻船問屋全体でもトップクラス

大月良庵以外にも、各地に学者・医師の知り合いを持つ

徳内と知り合ったのは徳内の野辺地時代、その為徳内のことは先生と呼ぶ

家族愛は強いが、店の存続に関しては老舗当主らしく冷静である

作中には登場しないが、娘も存在する

六右衛門の父、ふでの兄


島本屋の組織としては、箱館本店、野辺地の創業店以外にも小樽、釧路、十三湊に支店を持つ

支店に関しては、物語の進展に伴い増加する

常雇いの船頭が複数人いる

持ち船の船頭は、基本的には常雇いの者が当たる

常雇いの水夫もいるが、持ち船の運用に必要な数は居ない

本店の大番頭は、現在の会社組織で言えば経理担当常務と言える

ショーンと共に、りんの出国の手筈を整える


島本屋六右衛門

和右衛門の息子

後継者候補の筆頭

船頭修行を経て、現在後継者教育の真っ最中

課題として、新製品・新規顧客の開発を与えられている

徳内村関係者とは、面識が既にある

毛糸の編み物の、工場製手工業を立ち上げる

マニラ麻を使った索、滑車の製造などの新製品も成功させる


高田屋嘉兵衛

実在の高田屋嘉兵衛にインスパイアされた人物

実弟に家督を相続し隠居後の行動が史実とは大きく異なる

造船、定期航開発・運用など、インフラ産業の主導者

一代でのし上がった人物なので、決断力、実行力に優れる

反面、島本屋の冷静な判断力を認めている


伊藤屋三左衛門

修行のために、島本屋に来ていた

現場仕事は、手代や船頭・水夫の仕事という意識が強い

頭もよく、短期の相場感はあるが大局観はない

現在、大阪の本店に戻って若旦那になっている

幕末の大変動を乗り切れるかは、不明

早期に失敗した方が、乗り切る可能性は高まる


箱館の職人五人衆

職人と言っているが、事実としてはその職業を束ねる頭の息子達


船大工の豊治

五人のリーダー格

現在は、西洋線建造と弁才船改良で手一杯

今後、五人衆の関わる新規事業のプロジェクトリーダー


仏壇屋の春次

既存の技術・製品の新たな組み合わせ、改良に対して豊富な発想を持つ

図面も引けるが、模型を作って工夫する事を好む


石工の近吉

重量物加工技術の開発

煉瓦積み技術の確立及び職人の育成

インフラ技術の発展を支える


大工の弁蔵

物作りの現場リーダー

春次の模型を、現物に実装するのは彼


左官屋の太一

石工の金吉と共に、煉瓦積み技術の開発を担う

函館港改良事業では、煉瓦と三和土の技術を使って岸壁を作る

後年、セメント建造物のエキスパートとなる

西洋船建造次の、瀝青を舟板に塗布する経験から塗装事業にも進出する


アイヌ関連


アシリレプ

シノッの従兄弟

部族内の政治抗争を嫌い、コタンを出る

徳内村のふでの紹介で、島本屋に常雇いの水夫として雇われる

現在は、島本屋の持ち船の船頭

りんの出国を、和右衛門と見送る


シノッ

徳内村近くのコタンの現族長、越後屋すみを妻に娶る

倭人の妻を娶った事により、一部の長老からは睨まれている


トォレ

シノッとすみの娘

りんの寺小屋での教え子

やや天然気味で、興味のある事に夢中になる

後年、ユカラの研究で民族学者になる


スズ

トォレの幼馴染

一緒に寺小屋に通っている

トォレと同じく、頭脳明晰

抽象的な事より、利用価値の判断など実務的な才能を持つ

成人すると、コタンの女性代表になる


セネックル

余市のコタンから小樽に、アシリレプの噂を聞いて訪ねてくる

島本屋の水主として雇われる



蝦夷地その他地域


松前藩元家老

蝦夷地の幕府直轄地の拡大を許した事で、家老職を辞した

別海から知床、稚内を経て留萌迄の松前藩に残された場所の責任者

藩の収入減少に直面して、禁断のロシア商人との直接取引に手をそめる

ゴローニン事件の影響で詮議が厳しくなった際

アトサヌプリ(硫黄山)の硫黄輸出が露顕する

本人は斬首、松前藩は改易となる


(その結果、幕府の人手不足が加速して、むしろ密輸出が増える)


筑後の炭掘 幸太郎

釧路の炭田開発中

釧路に向かう前に、島本屋の勧めで徳内村を訪れ、アイヌへの接し方、越冬技術などを教授された

釧路炭田に続き石狩炭田を発見し、採掘を始める



長崎・香港関連


大月良庵

長崎の蘭方医

作中には出てこないが、妻と二人の婿がいる

医師としての評価は高い

りんの母、辰とは親同士が知り合いだった

幼少時のりんの状況を知り、方向という形で保護した

幼少時にりんがただ一人懐いていた成人男性

学識も高く、長崎の蘭方医のリーダー格

出島と唐人屋敷に出入りしている関係で、当時としては国際情勢に詳しい


りんの生母

浪人の娘として生まれた

長崎奉行所に、女中として働いていた

奉行所時代に、スコットランド人のジョーンズ(ショーンの親戚)に見そめられる

ジョーンズの帰国後、長崎の大商人の妾となる

悪人ではないが、自分に甘い性格

幼少時のりんが、なぜ家を出たがっていたかを理解できない


ショーン・フィッツジェラルド

スコットランドの中堅商会、フィッツジェラルド商会の香港支店長

ジョーンズの親戚

フィッツジェラルド商会の次期商会長を狙っている

本人はその野心を隠していると思っているが、周りにはバレバレ

妻と息子がいる

息子がなまじ優秀なため、その進路についてしばしば夫婦喧嘩が起きていた

(今は息子の主張を認め、獣医師を目指すことを認める)


長崎に自ら赴任したのは、空白の市場に成長の可能性を見たから

りんのことに関しては、当初は親戚の不始末の処理と考えていたが、本人にあい認識を変える

現在はりんの可能性を、もっと伸ばしてやりたいとの思いがある

島本屋和右衛門と共に、りんの出国手配をする



マルース・ハイネン

この時代では珍しい香港の女商会長

オランダ語、英語の他に、広東語、北京官話も話せる

自分に扱いきれない、もしくは危険で手を出したくない情報は人に売る

無料の情報提供は、誰も手を出さない危険極まりない情報とされている

香港の商業界では、魔女とあだ名されている

出自は不明

容貌は凄みのある美女

りんの正体を探ろうとして、逆に混乱する

王公司の後ろ盾で、情報紙を発刊し大成功


王大人

香港の王公司の代表者

父から受け継いだ小さな商会を、香港で一二を争うものに育て上げた

中国沿岸部から、台湾島、ジャガタラまで広い商圏と人脈を押さえている

その人脈は、裏社会まで及ぶと言われているが真偽は不明

真偽不明の逸話として、紅幣に王の妨害を依頼したところ、黙っておいてやるから帰れと言われた等がある

若い頃妻と死別、その後再婚の気配はない

妻の死の理由を尋ねるのは、禁忌とされる

弟夫婦は、その理由を知っているようだが息子の景文にも話さない

りんに会い、興味を持つ



王景文

王大人の弟夫婦の息子

王公司の後継者と見られている

頭脳明晰で、判断力もある

王大人からは、まだ修行中だと思われている

独身、言い寄ってくる女性は多いが今のところ心惹かれている対象はない模様

上海出身の、高詩燕と結婚予定


フィツジェラルド商会の使用人


* 楊 文遠……「まず調べましょう」が口癖の慎重派。ボーイ

* 李 明輝……場を和ませるムードメーカー。ボーイ

* 張 志豪……「お嬢様は私がお守りします」が信条の忠義一徹。使用人

* 事務長   真面目一徹、悪く言えば柔軟性に欠ける


周師範

張志剛の通う武館の長

中国武術の達人

張志剛に強請ってきた、りんも人格と技術に惚れ込み入門する


高詩燕

王大人の修行時代の友人の娘

上海の中堅商会で生まれ育つ

王景文の結婚相手

りんと友情を育む


詩燕の父

上海で商会を営む

王大人の、修行時代の親友

詩燕の縁談の相談にきて、日本との通商ネットワークに参加する

慎重な性格で、景文に似たものを感じて気に入った


劉明鈴

広東省の寒村から、両親を亡くして香港の親戚に預けられた

ぞんざいな扱いを受け、家出した後、りんに拾われる

ショーンの屋敷で、メイド見習いとして住み込むことになる


奥羽の人々

野辺地の伊勢屋

野辺地の廻船問屋、島本屋とは代々付き合いがある

島本屋の繁昌を聞いて、箱館を訪れる

野辺地が定期航路に加わるきっかけを作る


酒田の本間家番頭 箱館、小樽の問屋組合の加入と酒田への定期船延伸を求めてきた

結果、酒田にも定期航路が伸び、物流がさらに伸びる


八戸鮫湊の三六屋 八戸の船問屋、野辺地、箱館の繁盛を見て、疑似的な定期船運行を問屋仲間に提案した

後に、八戸問屋組合の総代となる


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