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新商品開発

グラスゴーのフィッツジェラルド商会。

長崎で何やら始まりそうです。

グラスゴーのフィッツジェラルド商会

商会長と息子のショーンが相対している

「日本の出島に行ってもらう。」

「目的は新市場の交易だ。」

「オランダ人に手数料を払うのは剛腹だが、

中堅の家が伸びるには、大手が手を出さない所に行くしかない。」

「従兄弟のジョーンズが、10年前に戻ってきているから、話しを聞いてこい。」


徳内の自宅、新族長のシノッと妻になったすみが徳内と相対している

ふでが料理を持って、入ってくる

皿には、蒸したジャガイモに油味噌をかけたもの


「ジャガタラ芋か、村に居た時、たまに食べたね。」

「上にかかっているのは、なんだい?」


「まあ、食べてくれ」


「昔食べたのに比べると、芋がうまいね。」

「上にかかっているのは、味噌と胡麻油に味醂を炒ったもの」

「味噌は実家のものと違うね。」


「味醂と胡麻油は、越後屋さんのものだよ。」


「何時もご贔屓に、で味噌は?」


「村で採れた大豆と小麦で作った。」


シノッ、驚いて

「マムシソウより美味い!」


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マムシソウは、毒草です。

アイヌの人達は、実が完熟した頃に芋を掘り起こし、毒抜きして食べて居ました。

決して、素人料理で手を出さないように。

死亡事故もあります。


「マムシソウと違って、毒抜きしなくても食べられる。」

「芋も大きいし、こうして食べればご馳走だ。」

「さて、そこで相談だ。」

「この味噌とジャガタラ芋、この秋から交換品に加えちゃくれないかい?」

すみ、シノッとアイヌ語で相談

「加えるのは良いけど、味噌は安くしてくれるんだろう。」

「ジャガタラ芋も、米と同じ重さってわけにはいかないね。」

徳内にふでも、加わって算盤が行ったり来たりする

後ろでは、美味しそうにジャガイモの油味噌掛けをシノッは食べている


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