家族の問題(王大人の場合)
景文のお嫁さん候補は、上海から来るようです
王大人の元に、修行時代の親友高から私信がきた
久しぶりに会いたいとの事だった
(娘の詩燕関係かな)
(そう言えば、あの娘も年頃だ)
後日、私邸で会う旨を返信した
高が、王大人の私邸を訪れた
二人は久闊を叙し、修行時代の四方山話をした
王大人
「それで、今日は昔話をしにきたんじゃないだろう。」
高
「娘の縁談で、良い男は知らないか?」
「上海の商家では、程よいものが居ない。」
王大人
「程よいとは?」
高
「相手の店が、大きすぎても小さすぎても困る。」
「娘には幸せになって欲しい。」
王大人
「甥の景文はどうだい?」
高
「店の格が違いすぎる。」
王大人
(相変わらず、一歩引くのは変わらないな)
「店の格より、本人同士の相性だろう。」
「それに、面白い娘がいる。」
「お前にも引き合わせたいから、今度娘さんと一緒に来い。」
王大人、商人の顔になる
「今、大きな動きがある。」
「その交渉を、娘さんと景文にやらせてみないか?」
「お互いの力量と、相性を見る事ができる。」
高、半分呆れながら
「相変わらず、一つの行動で幾つもの思惑を乗せるな。」
「娘が、お宅の景文と相性が良ければ、言われるように店の格は関係ないな。」
「それで、紹介したい娘とはどんな人だ?」
王大人
「人を惹きつける力のある女性だ。」
「それだけじゃない、あのマルースが最近悪どい事をやらなくなった。」
「知り合っておいて、損は無いぞ。」
翌日、王大人は景文に上海の商談があるからショーンを呼ぶように
その際、リン嬢を同行してもらう事
上海との交渉は、景文が担当するように伝えた
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