用心棒とボーイの二人
りんの香港での行動を一緒にする、三人が揃いました
「りんちゃんの冒険日記」不定期連載始めました
N8293MN
張は戸惑っていた
紹介の事務長から呼ばれて行くと、リンお嬢様が一緒にいた
事務長
「リン嬢が、外出する時はお前に警護についてもらう。」
「商会員とリン嬢が襲われたら、リン嬢を最優先にしろ。」
「危険を感じたら、引き返すように進言するのを許可する。」
「危険に巻き込まれて助けるより、危険に巻き込まないように注意しろ。」
事務長の言葉が終わった後だった
リン嬢は笑顔で(!)
「あなたが張さんね、よろしくお願い。」
イギリスのお嬢様から、ちゃんと挨拶されたのは初めてだった
フィッツジェラルド商会香港支店の事務長に、ボーイの楊と李は呼び出された
「お前たちは、フィッツジェラルド家のお嬢様、りん嬢の警護になってもらう。」
「外出の時は、なるべく張を付けるが、それ以外の時はお前たちが同行しろ。」
「お前達に悪漢を倒せとは言わない、一人が時間稼ぎをして一人が声を出して逃げろ。」
「お嬢様に傷一つでも付けるんじゃないぞ。」
ボーイの控え室に戻った二人
楊
「お嬢さんて、どんなやつだ。」
李
「どうせ、俺たちを見下してくる、お高い女だろ。」
楊
「まあ、ヤバい奴が来たら連れて
さっさと逃げ出すさ。」
後日、二人はりんにひき合わされた
りんは一瞬、「最上りん」と名乗りそうになって。言い直した
「リン・フィッツジェラルドです、よろしくね。」
香港では、日本人である事はなるべく隠す事になった
りんが洋服を着ていると、白人に見えるのも幸いした
ショーンから学んだ英語が、スコットランド訛りなのでスコットランド人だと思う者もいた
楊・李
「思ったより、優しそうな人だな。」
ショーンに商会員と、使用人、ボーイの違いを聞いた
商会員は、商会の事務・経理を担って商会から給与を貰う
使用人は、雑務をこなして商会から給与を貰う
ボーイは、商会員の雑務をこなして商会員からチップを貰う
りん
「楊と李に、私から渡してないけど良いの?」
ショーン
「その分は、商会から渡してある。」
りんの心の声
(じゃあ、あの二人にはお菓子でも買ってあげようかな)
(早く仲良くなりたいな)
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