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挿話 箱館山の旗信号

今日は、本編が短いので挿話で箱館のさらなる繁栄の様子を描きます

西洋船建造で、索と滑車の仕事が増えた


春次は、これで何か工夫はできないか?

箱館山から、港を見ながら考えていた


定期船、北前船、漁船が港の入り口で滞留して、小舟がその間を動き回っていた

「誰かが、高台から見て、指示出来ればな。」


閃きは偶然では無く、思い詰めた横に現れる


春次は、船の到着と何の船かを旗で港に知らせ

船には、港から入る順番と、着ける岸壁を旗で知らせる

今で言う旗流信号を思いついた


滑車の発展がなければ、無理な仕組みだった


発明品は、新たな工夫を生む

沖の船からも、旗で所属と主な積荷をしたせるようになった


同じ旗を市場で揚げる事で、商人の集まりも早くなった

同じ思惑の者が集まりやすいためか、相場も全般的に高くなってきた


同じような仕組みは、江差、小樽にも取り入れられた


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