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挿話 居酒屋利平

本日は2話更新です

野辺地と繋がったことで、今まで手に入りにくい商品も箱館に来るようになった

それと、居酒屋利平のエピソードとして、書きました

不定期で、新たな産物を使ったエピソードを挿入します

箱館の金物屋の前で、居酒屋の板前が考えこんでいる

尾花沢から仕入れた、大型の平底鍋が彼の前にあった

鋳鉄の鍋だと、ここまで大きいと重く扱いに困る

それに、熱くするにも時間がかかる

叩き出しで薄い銅鍋は、軽くて取り扱いやすい


ふと、一つの料理の提供方が浮かんだ

この鍋を客の見えるところに置いて、煮物を作る

それを客が選ぶ様にしたら


出汁は蝦夷地名物の昆布でとる

具は、ツミレとジャガイモ、それに蒲鉾が良さそうだ


後年、おでんの発祥地論争に箱館が加わる事となる


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