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冬のお仕事

冬の間も事態が動いてます

移住して来た越中の漁師は、定置網の漁法を持ってきた

おかげで漁獲量は増えたが、アイヌとの約定の見直しが必要になった

定置網に鮭も入ってしまうからだ


徳内達も中に入って、定置網に入った鮭は半分、その他の魚は一割を渡す事で話しがついた

日本初の漁業権交渉と言えるかも知れない


そのおかげで、冬でも氷見うどん作り、蒲鉾製造、いしる作りと仕事も増えた

江別の煉瓦製造も、年中無休だ

小樽にも、煉瓦作りの倉庫が増えたきた



その結果、冬でも往来が増えている

街道整備をどうするか、廻船問屋を含めて相談が始まった



高田屋は、西洋船建造の準備と、定期運行船の試験に入った


定期運行の試験に使うものは、弁才船に肋骨を加え対荒天性を強化した弁才船だった

この工夫は、豊治のものだった


「速さでは、純粋な西洋船に劣るが、従来の船に改良を加えるのも良いな。」

「積荷の量は少々減るが、難破の可能性が減る。」

「これで、羅針盤が手に入れば難破も減る上、沖走りも楽になる。」


「この船は、貨物用として別に増やした方が良いかもしれん。」


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