表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
41/49

元家老、一線を越える

江戸時代の鎖国の裏口は主に三つありました、蝦夷地からアイヌ経由で大陸へ、対馬からちゅせん半島へ、薩摩から琉球へ

しかし、流石に兵器類は幕末の薩長連合まで記録はありません

薩摩藩は琉球を、松前藩はアイヌを隠れ蓑にして貿易をしていた

オランダから出島経由以外で買ったものでも、薩摩藩は琉球から買ったと言う、松前藩はアイヌから買ったと言う

逆もまた真なりで、薩摩藩は売りたいものを一旦琉球に売る。

松前藩は、一旦アイヌに売る


その先誰が買おうと、知らぬ存ぜぬだ

基本的には、真の買い手と顔を合わす事はない


しかし、元家老は今ロシア人と直面していた

物が物であるからだ


ロシア人の商人(?)が言った

「アトサヌプリ(硫黄山)からとれる硫黄が欲しい。」


硫黄が火薬の原料である事を、知らぬ元家老はない

しかし、元の商圏の3分の2以上奪われている松前藩にとって、それは魅力的な取引だった

彼は小さく呟いた

「お役御免になった男が暴走したと、いざとなったらそうすれば良い。」


そして、相手に返答した

「分かった。」


それは越えてはならぬ、一線のはずだった


誤字・脱字の報告

コメントお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ