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商人たちの思惑
三人の商人の現在です
この三人が、これから大きく動きます
島本屋和右衛門の自室
沈思黙考中
西洋船の建造、一隻目はうちだけでもなんとかなる
本格的に造船を増やすなら、どっかと手を組むしかない
幕閣は、この先どう動くか?
幕閣の異国に対する動きは揺れ動いている
安易に増やすと思って動くのも危険だ
とは言え、異国船の発見も最近ますます増えている
松前藩も、最近息を吹き返してきている
この広い蝦夷地、管理するのに幕府の役人は少な過ぎる
高田屋嘉平の自室、同じく沈思黙考中
西洋船の件に限らず、幕閣に何やら動きがある
ロシアが、使いを日本に出す動きがあると言う情報が長崎から来ている
実際、根室から先択捉あたりで、船頭からの目撃報告も増えている
何やら、筑後の炭掘集が釧路に向かったらしい
島本屋の係累、徳内村からくる産品が箱館で売れている
出島のショーンの私室
出島に来て確信した
ここには、2種類の人間がいる
商会の上司にも、長崎奉行にも睨まれずに無難に過ごそうとする人間
危険を犯しても、商機を探っている人間
融通の効く人間の情報は買ってきたが、堅物を見極めるまでは動けないな
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