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スクーナー建造開始

史実より大分早く、西洋帆船を作れました

しかし、本格建造はまだ先です


奉行所に呼び出された、棟梁と豊治と春次

豊治と春次、まさかバレたんじゃないかと内心怯えている


奉行所、平伏する三人の前に奉行が座る

「かねてからのその方らの望みだあった、指矩と秤をとらす。」

「奉行所の入り口で、受け取るが良い。」

「して。試作船の件だが、人は何人くらい乗れる。」

「操船に15名、同乗できるのは同じく15名ほどかと。」

「操船に必要な人数は、本来の大きさでは倍になるのか?」

「そこまでは必要ございません、20名足らずで済むかと」

初めての船なので、概算だけ答える棟梁


「試作船で、水夫共の訓練はできるのか?」

「はい、可能でございます。」

「では、来年までに試作船を完成させよ。」


棟梁の心の声

(出た無茶振り、ダメとは言えないな)

豊治と春次の心の声

(良かったー、お咎めどころか船が作れる)


再び奉行所、一之進と島本屋が平伏している

「ご苦労」

「お役目を申し渡す、西洋船の製造に伴う資材、酒井のもとで滞りなくなせ。」

「承りました。」

島本屋の心の声

(利も大きいが、危険も大きい、さてどちらに転ぶか?)


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