箱館が何やら騒がしい
史実でも、釧路炭田の採炭は江戸時代から始まっています
採炭を本格化すると、エネルギー革命が起こります
島本屋の座敷、主人がふでからの手紙を読んでいる
「薪か、炭が安定して欲しいね。」
徳内村も人が増えて、燃料不足問題が起きている
アイヌと交わした約束で、入会地で柴を拾うのは問題ないが、薪にする木は買う必要がある
シノッも、薪用にこれ以上木を切れないと言ってるらしい
ふと何かに気付いて、覚え帳を繰り出す。
「白糠に、燃える石があるって言ってたな。」
長崎で仕入れた洋書を開き
「このCoalってのがそれらしいな。」
「先生のところで、翻訳と写本を頼むか。」
奉行所の部屋、奉行と船大工の棟梁
棟梁、出来上がった図面と原本をさしだしながら
「お申し付けの品でございます。」
「ご苦労」
奉行
「この船はすぐに作れるか?」
棟梁、無茶振りには慣れているが、流石にここは承りますとは言えない
「まず、英国の指矩と秤が必要でござります。」
「いきなりこの大きさは難しゅうございます。」
「まずは半分の大きさで、試しとうございます。」
奉行渋い顔で黙考
「あいわかった、指矩と秤が揃ったら知らせる。」
奉行の執務室
幕閣への上申書を書いている
奉行の心の声
(厄介事は下任せ、来年まで作れるわけないだろう)
豊治と春次
こっそり、スクーナーの模型を作っている
おいおい、見つかったら二人とも物理的にクビになるぞ
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